中国外務省は、黒竜江省の代表団による北方領土訪問をめぐり「第二次世界大戦の成果は尊重されるべき」と主張し改めてロシア寄りの立場を示しました。
中国の黒竜江省の行政機関や企業関係者らは、13日北方領土の択捉島を訪問し観光施設の予定地などを視察しました。
代表団の訪問について中国外務省の毛寧報道局長は、14日の会見で「黒竜江省の姉妹都市であるロシアのサハリン州への友好訪問」と説明し「民間企業の活動についてコメントしない」と述べました。
また、毛寧報道局長は「中国は第二次世界大戦の勝利の成果は尊重され、維持されるべきである」と主張し、北方領土をめぐり、改めてロシア寄りの立場を示しました。
黒竜江省の代表団の訪問を受け茂木外務大臣は14日、衆議院予算委員会で「北方領土がロシア領であるかのようなかたちで入域し、活動することは決して受け入れられない」と述べ、ロシアと中国に申し入れを行ったことを明らかにしていました。
