大阪のIT関連会社が不正アクセスを受けた問題で、影響は宮城県内にも広がっています。県は県職員などおよそ1万3000人分の個人情報が漏えいした恐れがあると明らかにしました。
宮城県 村井知事
「株式会社アルカディアという会社のシステムを使っていたが、情報漏えいの可能性があると連絡があった」
漏えいの恐れがあるのは県職員や県教育委員会の教職員などの、所属・氏名・メールアドレスで、およそ1万3000人分にのぼります。
これは、県が利用する大規模災害時の職員安否確認システムを運用している、大阪のIT関連会社「アルカディア」が10月11日に不正アクセスを受けたことによるものです。
また、宮城県内の各市町村に防災気象情報を配信するシステムもアルカディアが運営していて、システムに登録している市町村や消防などの担当者のメールアドレス、およそ300件も漏えいした恐れがあるということです。
宮城県 村井知事
「専門家に聞くと、システムに小さな穴があり、その穴をAIを使うとすぐに見つけることができるということで、その穴を作らないような仕組みを導入しなければならない」
村井知事は県が提供するマッチングシステム「みやマリ!」など、県民向けサービスに登録された個人情報について、現時点で漏えいは確認されていないとしていますが、緊急点検を行い、10月23日までに結果を報告するよう関係部署に指示したということです。
また、仙台放送の取材によりますと、宮城県内ではこのほか、富谷市など少なくとも5つの市と町で、自治体の防災メールに登録した市民のメールアドレスなどが漏えいした恐れがあります。
