【ジュニア女子】山田恵が2連覇
ジュニア女子は、去年全日本ジュニアで表彰台に上がったシード選手の岡万佑子、岡田芽依、ジュニアグランプリのため今大会の出場を免除されている金沢純禾を除く、上位12名が西日本選手権進出を決めた。
優勝は山田恵。
先月はジュニア4年目で初めての国際試合となる、ジュニアグランプリラトビア大会に出場。
ショート、フリーともに会心の演技を披露し、総合4位で2戦目を獲得した。フリー演技後、キスクラで点数がコールされると涙を流した山田。
「初めてのジュニアグランプリでここまで点数が出ると思っていなかったので、頑張ってきてよかったなと思った」と振り返った。
2戦目でもショートでは自己ベストを更新し、ファイナル出場も見える2位につける活躍で海外のファンにもその名をとどろかせた。
ジュニアグランプリでの収穫をたずねると、「ジャンプは加点が大きくもらえるものが跳べているけど、スピンやステップがみんな上手で、ジャンプだけじゃだめだなと思った。海外の壁を感じた」と話した。
国際大会2戦を終え大きな収穫を得て迎えた、近畿選手権のショート。
かっこいい曲に挑戦したいと選曲した『Believer』は、高い身体能力を生かした側転など、見どころがつまったプログラムだ。「頑張ろうという気持ちが焦りに変わって出てしまった」とジャンプの着氷が乱れ、3位発進となった。
過去に同じ楽曲を演じたことのある坂本花織さんに演技前「頑張ってね」と声をかけられ臨んだフリー。『The Drowned Girl』は鈴木明子さん振り付けの去年から継続のプログラム。
8月に行われたジュニア強化合宿に参加した際に「休憩している感じが目立つ」というアドバイスを受け、ジュニアグランプリラトビア大会の前に大幅に振付を変更し、ブラッシュアップ。
冒頭の絵を描いているイメージの振り付けや、フライングキャメルスピンが終わったところの振り付けが特にお気に入りのポイントだという。
ショートではミスのあった3回転フリップ3回転トーループのコンビネーションをGOE(出来栄え点)1.06点がつく出来で成功させると、その後もすべてのジャンプを着氷。
今シーズン課題に挙げているルッツジャンプをしっかりアウトエッジで踏み切ることに関しては、2本目では「感覚がいつもと違っていた」とクリーンに成功させ、「これが両方でできるように修正していきたい」と話した。
昨シーズンは全日本ジュニア選手権で6位に入り、全日本選手権に初出場した山田。
今季は国際大会デビューも果たし、「ジュニアの中では上の方の位置に来ているかな」と自信をつけ目指すのは、初めての世界ジュニア出場とフリーで納得の演技ができなかった全日本選手権でのリベンジ。
まずは西日本選手権へ。
下の点を強化することとスピンでのレベルの取りこぼしをなくすことを重点的に練習し、「レベルを1つ1つ丁寧に取って楽しくいい演技がしたい」と意気込んだ。
去年も今大会で僅差の優勝争いを繰り広げた松浪ひかりがショート、フリーともに自己ベストを更新する会心の演技で2位。3位には今季ジュニアデビューの竹島花英が入った。

