簗農林水産大臣の「予算カット」発言をめぐり、衆議院の予算委員会で厳しい追及が行われています。
ここからは、フジテレビ政治部の木村祐太官邸キャップとお伝えします。
榎並大二郎キャスター:
簗大臣は改めて発言を撤回しておわびしましたが、この説明に至った背景、与野党の反応はどうなっていますか?
木村祐太官邸キャップ:
午前中、身内の自民党が急きょ質問を変更し、簗大臣を問いただしました。関係者によりますと、官邸側と調整し、事前通告をした上で簗大臣に質問することで合意したということなんです。自民党としても対応が甘いとみられるのは得策ではないと判断した形です。
しかし、野党側は総じて「納得できない」という反応です。
国民民主党・玉木代表:
今の説明でとても納得できる、腹に落ちましたという人は与野党ともにいないし、国民の中にもいらっしゃらないと思う。簗大臣自身がご自身で判断する時は近づいてきてるんじゃないですかね。
木村祐太官邸キャップ:
野党側は辞任に追い込む構えですが、厳しい姿勢は野党にとどまらず、広がり始めています。
山崎夕貴キャスター:
高市総理は、先週は「仕事で返せ」と簗大臣の続投を容認していましたが、今日は「本当にダサい」「行政の運営をしていいかしっかり考える」と述べています。この変化をどう見ればいいですか?
木村祐太官邸キャップ:
まず「ダサい」という異例ともいえる答弁について、ある与党議員は「総理はお怒りモードだ」と話していました。そして高市総理は、今日は続投について「しっかり考えていく」と現在進行形で語ったところからも、先週とは明らかにトーンを変えています。
さらに注目なのは、シャトルバスをめぐる問題について「私には全容が見えなかった」として、高市総理自らが簗大臣の今日の説明が不十分だと指摘したんです。そして、「今日の時点で今後どうするかを聞かれてもお答えしかねる」「せっかく説明するチャンスがあるわけだから誠実に答弁する場面だ」と踏み込みました。
これを聞いた与党関係者は、「つまり、説明できなければ辞めさせるというメッセージだろう」と話していました。
総理周辺は、「最終的には世論次第だ」と話していて、予算委員会が続く間は緊迫した状況が続きそうです。
