ロシアの大手インターネット企業「ヤンデックス」のデータセンターが、2日連続でウクライナのドローン攻撃を受けました。
市民生活への影響が懸念されています。
ヤンデックスは9日、首都モスクワに隣接するカルーガ州のデータセンターがドローン攻撃を受け、設備の一部が稼働できなくなったと発表しました。
8日にも中部リャザン州のデータセンターが攻撃を受け、施設全体の稼働が停止しました。
この施設にはAIの開発などに使われるスーパーコンピューター2基が設置されていて、ヤンデックスは、設備の復旧時期について「現時点で見通しを示すのは非常に難しい」と説明しています。
いずれの施設でも、従業員にけがはありませんでした。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ロシアがウクライナのデータセンターへの攻撃を続けているとしたうえで、「私たちは常に同じように反撃している」と述べ、今回の攻撃が報復だったことを認めました。
ヤンデックスは「ロシア版グーグル」とも呼ばれ、インターネット検索のほか、地図やタクシーの配車、食品の宅配など、幅広いサービスを展開しています。
ウクライナメディアは、攻撃後、ロシアで大規模なインターネット障害が発生したと報じていて、復旧が長引けば、市民生活や企業活動への影響がさらに広がるおそれがあります。
