手柄を奪う上司は賢く活用を
「自慢しい」さん対策には「距離をとる」。ただこれが自分の仕事の領域に入り込まれてくると、扱いの難易度は上がってきます。
たとえば、準備を重ねて提案をした資料をよく読みもしないうちから、「ああ、これね。若い頃、俺もやったことあったよ。俺のときにはさ……」と、いつの間にか自分の昔話にすり替えてしまう。
あるいは、あなたが表彰されたときに「おめでとう。ほーら、やっぱり私の言ったとおりだったでしょう?」と、自分の手柄にしてしまう。そんな上司や先輩っていませんか。
上司の目は、あなたの提案や表彰を通り越して、自らの過去の栄光に向いています。それを見たあなたは〈頑張ったのは私なのに〉とやるせない気持ちになるかもしれません。
でも、多くの職場を見てきたひとりとして、これだけは言わせてください。無理に「私がやりました!」と主張しなくても、わかっている人はわかっています。あなたが誠実に取り組んできた姿を、思いのほか、周囲は見ているものです。
「こうはならない」と心に誓おう
そんな「自分の手柄をアピールせずにはいられない上司」があなたの前に現れたときは、心の中で〈わー、カッコ悪い〉とつぶやいてしまいましょう。
だって、本当にカッコ悪いですもの。上司たるもの、部下のパフォーマンスを最大限にするのが仕事。まずはねぎらうのが基本です。「へこませてどうする!」です。

