2026年産のコメの価格が下落していることについて、秋田県の鈴木知事は2日、「実情を把握した上で対策・支援を進めたい」と述べました。
JA全農あきたが県内の農家に支払う2026年産のコメの概算金は、あきたこまち(1等米60キロ)で1万8300円と2025年当初の金額に比べ、1万円の引き下げとなりました。
また、店頭に並ぶ新米の価格が2025年産のコメより安いという「逆転現象」も起きています。
2日開かれた9月県議会の予算特別委員会総括審査では、委員から「機械が壊れたらやめる」など農家から切実な声が上がっているとして、県の支援体制などについてただす場面が見られました。
立憲・小原正晃委員:
「農家は、このまま国の自由市場に任せれば、来年はもっともっと下がるのではないかと強い恐怖を抱いている。農家の切実な不安に県としてどう応えるのか」
これに対し県は、収入が下がった農家に対して国が補填(ほてん)などをする収入保険について、コスト上昇分についても考慮されるよう国に要望する方針などを示しました。
鈴木知事:
「去年の米価の高騰、そこからの急落。国の農政が大きく転換しようとしているこの時期に、それぞれの農家がついていくのはなかなか大変なことだろう。現場にしっかり根を下ろしながら、実情を把握した上で可能な対策・支援を進めたい」
総括審査は5日も行われます。
