被爆地域の外で原爆に遭った「被爆体験者」が被爆者と認めるよう求めている裁判の控訴審が11月25日に結審する見通しとなりました。
1日は、原告や支援者など20人が参加して裁判の報告会があり、原告側の弁護士が9月30日に福岡高裁で行われた弁論準備手続きの内容を説明しました。
被爆体験者訴訟弁護団 三宅敬英弁護士
「ようやくですね。ようやく結審日が決まりました。11月25日(午後)2時です」
控訴審では、原爆投下後に降った「灰」を浴びたり、口にした人も被爆者にあたるのかが主な争点で、原告側は広島の入市被爆者の肺の組織を調べた研究論文を基に「内部被ばく」の可能性を主張しています。
しかし、被告の県と長崎市側はこれまでに論文の成果などを否定する書面を出しています。
原告 山内武さん
「いよいよ、ここまで来たからですね、体調も悪いですけど、どうにか頑張りたいと」
原告側は2026年度内にも判決が出されると見ています。
