石木ダム建設事業の在り方を判断するため、平田知事が関係者の「意見を聞く場」が開かれ、ダム建設を推進する立場の佐世保市の宮島市長が企業誘致にも影響している厳しい水不足の実情を訴えました。
有識者の意見を聞く場は7回目で、平田知事は9月30日に佐世保市役所で宮島大典市長から水不足に伴う影響などを聞き取りました。
宮島市長は、現在実施している「減圧給水」についてダムの貯水量自体が少なく、十分に水が貯まらなければ解除できない実情に加え、水不足で企業誘致が進められず、人口減少が加速していると説明しました。
宮島大典市長
「市は生活用の水すら不足している状況ですので、工業用水の確保などできるはずもなく、全くのゼロです」
宮島市長は改めて県が計画する2032年度のダムの完成を求めたほか、佐世保商工会議所の金子卓也会頭と石木ダム建設促進佐世保市民の会の寺山燎二会長は平田知事に早期完成を求める要望書を手渡しました。
平田研知事
「佐世保市の実情を伺ううえでは大変有意義であった」
平田知事は今後、ダム建設に反対する13世帯からも公開の場で意見を聞きたい考えです。
