食欲の秋が本格化する10月。
3100品目以上の商品の価格が上がり、飲食店への影響も広がる見通しです。
1日、埼玉県内にあるスーパーの野菜売り場をのぞいてみると、記録的な長雨の影響で葉物野菜は高値が続いていました。
買い物客:
葉物がないよね。これから鍋物なのにさ、困っちゃうよね。どうにかしてください!政府さま。
値上がり商品は葉物野菜だけではありません。
「新鮮市場 東本郷店」で10月から始まるというのが、調味料類の値上げです。
新鮮市場 東本郷店・飯田智成店長:
牡蠣だししょうゆも今348円で販売してるけど、20円上がるので、これから上がっていきますね。
199円で販売されていたタイムサービス中のみりんと料理酒も、9月分の在庫がなくなり次第、228円に値を上げるといいます。
買い物客:
調味料も上がってますよね。でも使わないといけないから。
帝国データバンクの調査によりますと、10月の値上げは飲食料品全体で3153品目にも上り、そのうち、しょうゆなどの調味料が820品目を占めています。
東京都内にある飲食店「角煮丼屋くろしろ 総本店」も、この値上げに頭を抱えている店の1つです。
店の人気メニューといえば、香ばしく焼き目を付けたブランド豚「和豚もちぶた」をだしの効いた自慢のタレでじっくり煮込み、仕上げまで15時間をかけるという大きな角煮がのった「角煮丼定食」です。
箸でもほろりと切れるやわらかさです。
そのタレのベースとなっているのがしょうゆと酒とみりん。
オープン当時から、ずっと値上がりが続いているといいます。
角煮丼屋くろしろ・有泉亮太店長:
(2年ぐらい前より仕入れ値が)2割ぐらい。酒・みりんがちょっと高くなっているのかなって感じる。
1回の仕込みで使う3つの調味料の量は、合わせて2.5リットル。
これ以上の値上がりは、メニューの価格にも影響すると考えています。
角煮丼屋くろしろ・有泉亮太店長:
つらいですね本当に。値上げせざるを得なくなっちゃうので、できればこれ以上は上がってほしくない。今ですらつらいのに。
3100品目以上の飲食料品が値上がりする10月に続き、11月も現時点で1469品目の値上げが決まっています。
