10月1日から3000品目を超える食料品が値上げとなるほか、酒税も改正され発泡酒なども値上げされます。高知市の酒店は最後の駆け込み需要でにぎわいを見せていました。
中川果歩 記者:
「高知市の酒販店です。正面入るとまず発泡酒のケースがずらりと並べられています、左手にもありますね。そして何より目につくのが『発泡酒の酒税が上がります』というポップです」
高知市にある酒店「リカオー御座店」では、10月1日からの増税を知らせるポスターがいたるところに掲げられています。ビール系飲料は麦芽の割合に応じて「ビール」「発泡酒」「第3のビール」に分けられ、税率も異なっていました。
しかし税率格差を改めようと、酒税は10月1日から350mlあたり54.25円の税率に統一されます。この改正により発泡酒や第三のビールは約7円の増税。一方、ビールは約9円の減税です。
取材したリカオー御座店では、350ml缶のビールは230円から220円に値下げし、発泡酒は160円から190円に30円ほど値上がりします。また、缶チューハイも約7円の増税。350ml1本あたり118円だったものは15円ほど値上がりするということです。
店は9月30日がポイントアップデーということもあり、スタッフ総動員です。
リカオー御座店・櫻井貴之 店長:
「朝イチから大変多くのお客さんにご来店していただいている。通常の2.5倍から3倍くらいの在庫は今持っているようになっています」
オープンから約1時間半で発泡酒の売り場を見比べてみると、20箱以上売れています。
買い物客:
「発泡酒を」
Q普段は飲まれる
「まあ晩酌程度。上がりますよね。このご時世、少しでも安いものを買いたい。(酒税が)同じやったら選択肢は広がる」
買い物客:
「これを目当てに来ました、タコハイを。きょうは上がるからいうことで一応」
Q飲むのは
「週5くらい。ちょっとは控えるかな…具合が悪くなったらやめるかな」
今回の酒税改正ではビールと発泡酒などの価格差が縮まり、これまで価格を理由に発泡酒や第三のビールを選んでいた人がビールに切り替える可能性もあります。店側は今回の改正をきっかけに、商品の選び方が変わる可能性もあるとみています。
リカオー御座店・櫻井貴之 店長:
「今まで発泡酒だった方もビールの方に移っていくっていうこともあるとは思うが、発泡酒の方が結構飲みやすいというか、ゴクゴクいけたりするので発泡酒が好きな方は発泡酒で続けられるんじゃないかな」
増税前の駆け込みでにぎわいを見せた酒売り場。これからの晩酌の選択肢がどう変わっていくのか、注目されます。
そして10月1日からは食品の値上げも相次ぎます。一部の冷凍食品のほか、亀田製菓の「ハッピーターン」や湖池屋の「カラムーチョ」など、3000品目を超える商品が値上げされます。
これで9月からの2カ月間で食品の値上げは8000品目を超えました。家計への打撃はまだまだ続きそうです。
