ロシアのラブロフ外相は、ニューヨークの国連総会で演説し、ヨーロッパ諸国がウクライナとの和平交渉の実現を妨げていると批判しました。
ラブロフ外相は26日の演説で、トランプ政権も和平交渉に関心を示しているとした一方、ヨーロッパ諸国は交渉の実現を妨げるために「あらゆる手を尽くしている」と指摘し、ウクライナへの武器供与が続いていると非難しました。そのうえで、「特別軍事作戦の目標は達成される」と述べ、侵攻を続ける姿勢を強調しました。また、日本とドイツについて、「軍事化と報復主義の道に進んだ」と主張し、両国の国連安全保障理事会の常任理事国入りに反対する姿勢を示しました。
演説に先立ち、ラブロフ氏は、ドイツのワーデフール外相と、ウクライナ侵攻後初めてとなる会談を行い、二国間関係やウクライナ情勢を協議しました。
演説後の記者会見でラブロフ氏は、ドイツ側が従来の立場を繰り返したとして、「新たに得られたことは何もなかった」と語りました。
一方、ワーデフール氏は、ラブロフ氏との会談で、「ウクライナへの侵略戦争を終わらせ、ドイツや同盟国への敵対的な行動をやめなければならない」と求めたと自身のSNSで明らかにしました。
