兵庫県議への脅迫の疑いで不起訴となり、検察審査会が「不起訴不当」としていたNHK党の立花孝志党首について、神戸地方検察庁は、再び不起訴としました。
NHK党の立花孝志党首はおととしの兵庫県知事選で、奥谷謙一県議の自宅兼事務所の前で、拡声器を使って演説し、「出てこい、奥谷」「あまり脅して自死されても困る」と発言しました。
立花党首は脅迫などの疑いで書類送検されましたが、神戸地検が去年12月、嫌疑不十分として不起訴としました。
奥谷県議からの申し立てを受けた検察審査会はことし6月、「”脅して”という発言は十分畏怖させる認識があった」などとして脅迫の疑いについて「不起訴不当」と議決しましたが、神戸地検は今月25日、再び嫌疑不十分として不起訴としました。
神戸地検は「本件演説における被疑者の一連の言動が、人を畏怖させるに足りる程度の害悪の告知に該当すると認定することは、困難と判断した」とコメントしています。
また、奥谷県議は代理人を通じて、「今回の不起訴処分が、”このような行為をしても問題ない” ”許される”という誤ったメッセージとして社会に受け止められることがあってはならないと思っています。今後も、政治的な立場や意見の違いがあったとしても、節度ある言論によって議論される社会であってほしいと強く願っています」とコメントしています。
