大阪市は、市内で男女12人が結核に集団感染したと明らかにしました。
このうち3人が発病したもののいずれも症状は軽く、命に別状はないということです。
大阪市によると、市内に住む日本語教育機関の関係者の20代の女性がことし7月、医療機関を受診したところ、結核と診断されました。
女性は去年11月から咳と「たん」の症状が出現し、ことし6月になって咳症状が悪化したということです。
これを受け、市の保健所が疫学調査や接触者の検診を行った結果、きのう=24日までに女性とは別に、20代と40代の計11人が結核に感染しうち20代の2人が発病したことが確認されました。
このため、厚生労働省の定義する「結核の集団感染」に該当すると判断したということです。
結核を発病した最初の女性と、20代の2人は現在も治療を受けていますが、いずれも症状は軽く命に別状はなく、感染者9人も予防的に薬を内服して治療を始める予定だとしています。
全国的に結核の感染者は減少傾向にありますが、大阪市では去年、489人が新たに結核を発症しています。
大阪市保健所は、年に1回は結核健診を受け、「咳・たんが2週間以上続く」「微熱」「倦怠感」など、気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
