現在名古屋で上演中、劇団四季至極のミュージカル「オペラ座の怪人」。オモテもウラも、東海テレビ「ニュースONE」の柴田キャスターが徹底取材!劇場に行くのがもっと楽しみになる、ヒミツの数々をご紹介します!
■『オペラの怪人』ラウル役俳優による“劇場特別ツアー”開幕!
劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』。

舞台は、19世紀のパリ・オペラ座。その地下に潜み、醜い容姿を仮面に隠す怪人は、歌姫・クリスティーヌに熱い思いを寄せます。
しかしクリスティーヌは、幼なじみ・ラウルとの恋に…。怒りを爆発させた怪人は、オペラ座を恐怖で支配しながら、二人を引き離そうとして…。
名古屋では実に10年ぶり、5回目の上演です。
劇場で柴田アナを出迎えてくれたのは、歌姫・クリスティーヌを一途に愛する貴族「ラウル」を演じる、加藤迪(かとう・すすむ)さんです。

柴田アナ:
「Tシャツを着ていらっしゃるのが新鮮です」
加藤さん:
「やっぱり盛り上げていかないといけないなと思ったので、名古屋・熱田を含めて。売店で売っていますので、よろしくお願いします」
“今年イチ緊張した”という柴田アナ。加藤さんの案内で、まずは終演後すぐの客席へ…。
加藤さん:
「これが今やっているオペラ座の怪人の、客席からみる光景になります」
柴田アナ:
「この天使像が…」
加藤さん:
「プロセニアムアーチといって、額縁みたいなものなんですけれども、特徴としては19世紀の質感や空気感を出すために、単純なゴールドではなく少し汚しみたいなものが入っている、パンプキンゴールドという色が使われている」

19世紀のオペラ座が舞台の物語。古い質感を表現するため、装飾には「汚れ」を施した塗装が使われているんだそう。
柴田アナ:
「この辺りで見たい気持ちもあるんですけど、全部を見たいので、2階の一番前とか…」
加藤さん:
「本当に大好きですね。観る“ツボ”を分かっていらっしゃいますね」

柴田アナ:
「せっかくのこのセットなので、後ろで見るのもオペラ座はいいなと思って」
加藤さん:
「2階の前の方は、この劇場すごく見やすいなと思います」
■約40年モノの衣装も…!怪人のマスクには細かい”こだわり”が
加藤さんから「見るツボが分かっている」とお墨付きをもらった柴田アナ。続いて見せてもらったのは…衣装!つい1時間ほど前まで、加藤さんも着ていたものです。

加藤さん:
「19世紀の時代にはマジックテープやファスナーがないので、全くそういうものはなく、本当に当時を模したものになっています。だから着ている側は大変ですね」
加藤さん:
「この上着は初演から使っているものなんですよ。40年近く前から、本当に先輩たちが大事に使ってきてくださって、今僕たちがこうやって使用させていただいている」

さらに、オペラ座といえば…の「あのアイテム」も。
加藤さん:
「これが怪人役の俳優が実際に身に着けているマスクです。僕も普段触ることはないんですけど…」
柴田アナ:
「そうですよね、ラウル触らないですよね」

加藤さん:
「怪人役はこれが体の一部になっていなきゃいけないので、出演にあたってちゃんと型を取って、それぞれの役者に合わせて作っているものになります。だから同じものは一つもない。近くで見るとチークのようなものがあったりとか、陰影もそうですけど、すごく細かい作りになっていますね」
柴田アナ:
「こんなに影があったんですね」
■柴田アナ興奮!舞台上で”あのシーン”を…
そしてツアーも終盤。オペラ座の怪人を象徴する“あのシーン”の舞台へ…!

加藤さん:
「どうですか?少しにぎやかな、マスカレードという仮面舞踏会のシーンのセットになっていますけど」
柴田アナ:
「2幕がこれで始まりますもんね。すごい!」
特別に、舞台上に案内していただけることに!
加藤さん:
「本番と同様の形式になっていまして、普段もこうやって人形が20体くらいあるんですけれども、ここの中に俳優が入ることによって、人の動きが大きく見えたりだとか、群舞として一体感が生まれて大きく見えるので、すごく大事なものになっています」

柴田アナ:
「幅が思ったより狭いですね」
加藤さん:
「そうなんです。僕(足のサイズが)28cmくらいなんですけど、ちょうどそれくらいのサイズ感になっていますので、歩く時もちょっと開いたりとかいろいろ工夫しながら、視野を広げてぶつからないようにとか気を付けながら」

ここで、加藤さんから驚きの提案が!
加藤さん:
「せっかくマスカレードの階段上にいるので、代表的な振りを一緒にやってみませんか?」
柴田アナ:
「いいんですか?ここで?」
“あのシーン”を再現させてもらえることに!人生の半分を劇団四季に魅了されてきた柴田アナ。“ラウル”のレクチャーを受け、憧れの舞台で踊りました。

柴田アナ:
「このポーズは、ミュージカルファンであれば誰もが一度は真似したことがあると思うので。私も中学3年から真似していたので、本物の階段で、本物のラウルさんと一緒に踊れる日が来るとは。反ったりとか、結構いい運動になるんじゃないかなと思うので、毎日デスクワークの間とかに…」
加藤さん:
「そうですね。ちょっと伸ばす時に使ってもらったりとか、オペラ座の怪人を取り入れていただいて、皆さまにも布教していただければ」
劇場の“秘密”を知ったうえで観る劇団四季は、もっと凄いらしい…かもしれません。

