アメリカのベッセント財務長官は、24日に行われるトランプ大統領と中国の習近平国家主席との首脳会談で主要な争点となる貿易を巡り、現在の「貿易休戦」の延長と新たに幅広い合意を目指すことの双方を選択肢として検討する考えを示しました。
ベッセント財務長官は23日、ワシントンで中国の何立峰副首相と会談しました。
両者の会談は20日にニューヨークで行われた協議に続くもので、ベッセント長官は会談後、SNSに「アメリカの労働者や農家、企業を守る意味のある確約を得ることに引き続き重点を置いた」と投稿しました。
さらに記者団に対し、中国側から「より大きな合意」のアイデアが示されたと明らかにし、「貿易休戦の継続でも、より大きな合意の検討でも構わない」と述べました。
米中間では、中国によるレアアースの供給やアメリカ産農産物の追加購入、ボーイング機の購入などを巡り協議が続いています。
米中は2025年、関税や輸出規制の一部を緩和する「貿易休戦」で合意しましたが、その期限は11月10日に迫っています。
24日の首脳会談では、貿易休戦を延長するのか、より包括的な合意に向けて踏み出すのかが焦点となります。
