物流の要として牛が荷物を運んでいた時代に焦点を当てた企画展が、岩手県奥州市の「牛の博物館」で開かれています。
奥州市前沢の「牛の博物館」は、牛の生態や人との関わりを紹介する国内唯一の牛専門の博物館です。
今回の企画展では、江戸時代から平成初期までの牛の装具や絵画、写真など約60点が展示されています。
県内では、古くから「南部牛」という在来種が飼育されていて、特に山間部では力の強い牛が、塩やコメなどを運び物流の要として活躍していました。
江戸末期に盛岡藩の絵師が描いたという巻物には、釜石市の鉄鉱山で牛が鉄鉱石などを運ぶ様子が描かれています。
奥州市牛の博物館 森本陽上席主任学芸員
「塩や鉄を運搬していた。岩手の歴史を牛という視点から見ていただける」
この企画展は、奥州市の牛の博物館で10月18日(日)まで開かれています。
