千葉県を襲った記録的豪雨から、13日で1カ月です。
住宅だけではなく、生活に欠かせない車も被害を受けました。
復旧が進む一方で、生活再建は今も続いています。
8月13日、千葉県を突如襲った記録的豪雨。
13人が犠牲となり、7042棟が床上・床下浸水などの被害を受けました。
千葉市緑区に住む林優子さん(60代)も、被災者の一人です。
林さんの自宅は1階が浸水したほか、自宅脇にあった物置小屋も流されました。
リポート:
こちらには物置があったということなのですが、近くにある川が氾濫した影響でしょうか、10メートルほど離れた場所まで建物が流されてしまったということです。
さらに、生活に欠かせないものも被害に遭いました。
林優子さん:
車もつかっちゃったんだって思って。(車の)八分目までつかって完全全壊です。
庭に止めていた車は水没し廃車になったといい、現在、林さんは兄の家に身を寄せて兄の車を借りながら生活しています。
林さんは「(お店まで)3.5kmくらいはあるから、(車がないと)ちょっと無理ですね」と話しました。
今回の豪雨では、都市型水害による車への被害も深刻でした。
千葉市内では、一時2500台の車が道路上に残されましたが、レッカー移動や自治体による撤去が進み、8月中に全て撤去されました。
では、撤去した車はその後どうなったのか、千葉市の自動車会社を訪ねました。
株式会社オートウェーブ・佐藤憲一さん:
(豪雨前はゼロだったのが)点検させていただいた件数が大体200件くらい。
エンジンルームまで水が入った車もあり、廃車を余儀なくされるケースも多いといいます。
株式会社オートウェーブ・佐藤憲一さん:
やはり皆さん通勤とかで車を使う方が多い地域。なるべく早く次の車に乗り換えたいや、準備したいという声は(お客さまから)いただいている。
一方で、放置車両の問題は今も続いています。
千葉市では、持ち主が引き取りに来ないなどの理由で、10日夕方時点で26台を保管しています。
対応に当たる職員の負担も課題となっています。
千葉市建設局土木部路政課・森木義和さん:
車を返却するために職員を配置しているので、市役所としての通常業務をどうしても犠牲になっている部分がある。(車の持ち主には)速やかに引き取りをしていただきたい。
千葉豪雨から13日で1カ月。
林優子さん:
おうちもまだ住めないですし、年内いっぱいに住めればいいんですけど。
生活再建への道のりは今も続いています。
