18歳から34歳の未婚の男女に結婚の意思を聞いたところ、「一生結婚するつもりはない」と答えた人が男女ともに初めて2割を超えました。
国立社会保障・人口問題研究所が発表した「出生動向基本調査」によりますと、18~34歳の未婚の男女に結婚の意思があるかどうかを聞いたところ、「一生結婚するつもりはない」と答えた人は、男性24.0%、女性21.5%で男女ともに初めて2割を超え過去最高となりました。
一方、「いずれ結婚するつもり」と答えた人は男性75.1%、女性77.8%でいずれも初めて8割を下回り過去最低となっています。
また、配偶者や交際相手と出会ったきっかけについては、SNSやマッチングアプリなどを通じて知り合った人の割合が増加し、夫婦、交際中の未婚者ともに、5人に1人となりました。
その一方で、交際相手がいない未婚者のうち、男女ともに3人に1人が「交際を望まない」と回答しています。
出産に関する意識では夫婦の理想の子ども数は2.18人で前回調査の2.25人を下回りました。
また、実際に予定している子ども数は1.95人となり、初めて2人を下回りました。
さらに、第1子を持つ夫婦のうち、第2子も持つ割合が低下していて、第1子の出産後に第2子に踏み切れないいわゆる「第2子の壁」の存在が浮き彫りとなっています。
結婚相手に求める条件では、男性で「経済力」を考慮する人が増え半数を超えました。
一方で家事や育児の能力や姿勢を重視する割合は、前回調査より低下しています。
また、女性では、相手の「容姿」を重視する割合が増えています。
国立社会保障・人口問題研究所は「『一人の生活を続けても寂しくない』と考える未婚男女が増えているほか、乳幼児とのふれあい経験を持たない人も増えており、結婚意欲や出生意欲の低さとも結びついている。今後さらに分析を進めたい」としています。
