北陸中日新聞の記事を紹介する、記者の目のコーナーです。今回は、10日、掲載されたこちらの記事です。
若いうちから将来設計を考えて健康管理する「プレコンセプションケア」を正しく理解してもらおうと、官民連携の加賀市の団体が、プレコンに関する動画を作成しました。
この団体は、若い世代が結婚や出産などの人生設計を描きやすい加賀市を目指し、加賀市や民間団体、産業界などの代表者で2024年に設立されました。団体では約20秒の啓発動画を3本制作。9月に開設したインスタグラムなどを活用し、市民や移住希望者などに発信を強めています。
取材した北陸中日新聞、加賀通信局の小川祥記者です。
ーープレコンとはそもそもどういうことなのでしょうか?
小川記者:
「プレコンセプションケアは、受胎前教育などと訳され、少子化対策の一環と捉えられていることが多いようですが、広い意味では自らの望む人生を歩むために今できる健康管理のことを指すそうです。」
ーーその動画というのはどのようなものでしょうか?
小川記者:
「はい、今ご覧いただいているものがその内の一つです。動画作成に携わった助産師の吉田さんは、啓発動画を作った思いについて次のように話していました。」
吉田さん:
「当事者になる若い方たちに、ちゃんと理解してほしい。例えば、それは自分の体をどう決めていくのか、自分のライフデザインをどう決めていくのかということにも関わってくるし、今からできること、1つでもあるよっていうことも伝えたかったので。」
ーーその動画ですが、課題はありますか?
小川記者:
「なかなか再生回数は上がらず、認知度アップにはつながっていないです。9月からはインスタグラムを立ち上げ、デザイナーの乾さんとともに発信を強化していくようです。デザイナーの乾さんはプレコンセプションケアだけでなく、こどもまんなかのまちづくりや、働きやすい職場の環境づくりなど、魅力的な取り組みをしており、それぞれを横断的に発信することを目指すそうです。こうした取り組みが市民にも理解され、受け入れられていくことで、より住みよいまちにつながっていくのではないかと期待しています。」
