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【コメ農家の声】「農家をやっていけない」300万円かけ新たな機械導入も毎年変動する取引価格に困惑 コメの価格下落や資材高騰で苦境に|FNNプライムオンライン

【コメ農家の声】「農家をやっていけない」300万円かけ新たな機械導入も毎年変動する取引価格に困惑 コメの価格下落や資材高騰で苦境に

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コメ不足から一転、コメ余りによって農家が懸念しているのが、コメ価格の下落だ。新米の季節となったが、市場では古米と新米の価格が逆転し、古米の方が高くなっているのが現状だ。JAから農家に支払われる仮渡し金も減額される中、稲刈りを控える農家の思いを取材した。

コメ農家 “価格下落”を懸念

日本有数のコメどころ・新潟県南魚沼市でコメ農家を営んでいる山田弘さん。

コメ農家 山田弘さん
コメ農家 山田弘さん
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まもなく収穫する稲を見て「去年並みにはできている、穂数もけっこうある。ちょっと小ぶりな部分もある、まだ全体的に青い」と話した。

もともとは兼業農家だった山田さんだが、2年前からコメ作りに専念。約3ヘクタールの田んぼでコシヒカリを栽培している。

そんな山田さんが懸念するのは、やはりコメの価格の下落だ。

新たな機械導入も…毎年変動する取引価格に困惑「なかなか思い通りには」

「私もだいぶ農機具にお金をかけたので、まだまだ分割もある。本当は高いほうがいいが、私が決めるわけにはいかない」

25年9月に補助金なども活用しながら約300万円をかけて新たな機械を導入したばかり。

より品質の良いコメ作りのため機械の導入を決断したというが、これ以上、価格が低下すればコメ作りを続けるのは厳しいという。

「毎年かかるのは肥料代、燃料代、農薬などけっこうお金がかかる、春だけで100万円単位の出費が出る。毎年、取引価格が変動する。60キロあたり2万円を切ったら農家をやっていられない」

25年、山田さんのコメはJAとの間で60キロあたり3万5000円~3万7000円で取引されたというが、「本当は極端な話、60キロ3万円で売れれば、一番農家としてはうれしいが、3万円というのはハードルが高すぎる。なかなか思い通りにはいかない」と口にする。

「消費者に喜んでもらいたい」思いだけで耐えるにも限界が…

コメの価格が下落する一方で燃料代や肥料代などは高騰し、苦境に立たされているコメ農家。

山田さんは「自分で苦労して作ったものを、お金を出してもらって消費者の方から喜んでもらって、新米はおいしいなと言われるのが一番の励み」と話す。

「消費者に喜んでもらいたい」その思いで稲作に励む山田さんだが、思いだけで耐えるにも限界がある。

持続可能な農業の実現に向けた対応が求められている。

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