グラウンドで白球を追いかける子供たちの夢を奪いかねない卑劣な事件が栃木・真岡市で発生しました。
被害に遭ったのは日本少年野球連盟、通称“ボーイズリーグ”に所属する「真岡ボーイズ」の倉庫です。
8月25日、発電機2台と芝刈り機、野球のボール約50球などが盗まれる被害に遭いました。
犯行の様子を捉えた防犯カメラの映像があります。
午前0時過ぎ、懐中電灯をつけた白いTシャツ、短パン姿の人物が近づきます。
倉庫の扉につけられていた防犯用のチェーンを切断すると、中に置いてあった芝刈り機に乗って立ち去りました。
そして、すぐに再び現れると、倉庫や周辺を物色。
さまざまなものを運び出すと、車を近づけ、次々と詰め込んでいきました。
実は、こちらの倉庫では7月にも発電機2台や電源ケーブルなどが盗まれる被害があり、新たに発電機を買い直したばかりでした。
真岡ボーイズ・佐藤浩映監督:
許せないの一言。子どもたちの父母が一生懸命働いてもらったお金で大切な道具を購入して。その思いを踏みにじられるような2回の盗難で、すごく悔しい。
現在、中学生21人が所属している真岡ボーイズ。
甲子園で活躍したり、プロ野球選手を輩出している名門チームの1つです。
真岡ボーイズ・キャプテン:
(Q.将来の夢は?)プロ野球選手。
将来のプロ野球選手を目指している選手たちにとって、今回の被害は練習にも大きな支障が出ているといいます。
真岡ボーイズ・キャプテン:
ピッチングマシンが使えなくなり、夜に電気が使えなくなってしまった。夜練習やピッチングマシンで打つのができなくなってしまった。
さらに、芝刈り機が盗まれたことで、芝生の手入れは選手たちが手作業で行うことになったといいます。
真岡ボーイズ・副キャプテン:
(芝刈り機は)外野が芝なので、長くなった草を手入れするのに必要。肉体でやったりすると、けがもしやすくなってしまうので、許せない。ぼくたちが好きでやっている野球を奪わないでほしい。
練習に欠かせない大切な道具が2度にわたって盗まれた今回の事件。
警察は、2つの事件に関連があるとみて捜査していますが、犯人の行方はまだ分かっておらず、盗まれたものも見つかっていないということです。
