愛媛有数のミカンの産地・宇和島市では記録的な猛暑と雨不足で実が日焼けするなどの影響が出ていたものの、3~4日に待ち望んだ恵みの雨が降りました。しかし、これまでに十分な雨が降らなかったため小さい実が多く、生産者は規格外のサイズを落とす作業に追われ、収穫量の減少が懸念されています。
ミカン農家・阿部修士さん:
「これ雨量計で、ここ最近の雨で約80ミリの雨が降ったことになります。首の皮がつながるいい雨になりました」
愛媛有数のミカンの産地・宇和島市。7月は10日の梅雨明け以降に雨は降っておらず、柑きつを中心に猛暑と少雨による影響が出始め、JAえひめ南が8月5日に干ばつ対策本部を設置。特にミカンは実が日焼けするなど深刻な影響が出ていて、生産者は危機感を募らせていました。
また8月一カ月間に降った雨の量は41.5ミリと、平年のわずか約23%。この雨不足のなか、宇和島市では9月3日から4日にかけて72.5ミリのまとまった雨が降り、待望の恵みの雨になりました。
阿部修士さん:
「今まで雨が降ってなくて葉っぱの色も黄緑に変わって、もうちょっとしたら枯れそうやなというところから、首の皮一枚つながった感じにはなると思います」
ただ雨不足の影響が完全に解消されたわけではありません。ミカンの成長期に十分な雨が降らなかったため、今年は小ぶりの実が多く、生産者は規格外の実を落とす摘果作業に追われています。
阿部修士さん:
「規格まで大きくならんのですよ。これはポイ。(今のミカンだと)難しい」
それでも「厳しい暑さを乗り越えたミカンを多くの人に味わってもらいたい」と願っています。
極早生などの品種は9月下旬から出荷が始まる予定。しかし収穫量は雨不足の影響で減少も懸念されているということです。
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