激しい水しぶきを上げ走行する車。
4日午後2時過ぎ、雨脚が一気に強まった宮崎県では、道路が冠水し、水の色は茶色くなっていました。
さらに、排水溝からは水が漏れ出て、排水ができない状態になっていました。
台風24号と秋雨前線の影響で、宮崎・小林市野尻では12時間降水量が観測史上最大となる289mmを観測。
住民は「今までない。(Q.どのくらい雨降り続いている?)もう昨日の夜から(ずっと降っている)。低いところの浸水とか(心配)」と話しました。
その先の道路では、警察が通行止めのアナウンスをしていました。
車道を川のように水が流れ、ガードレールが水没している所もありました。
普段の道路と見比べてみると、ラーメン店の看板の横を下った道路となっていて、この右側ある白いガードレールが水没していました。
町のコミュニティーセンターでは、法面から一気に水が流れ出ています。
斜面を伝って水が車道に流れ込んでいました。
さらにその先では、斜面が大きく崩れ、土がむき出しになっていました。
宮崎市では、一部の列車が運休になるなど鉄道にも影響が出ています。
この大雨をもたらしている台風24号は迷走。
台風が周辺にとどまり続けている鹿児島県の奄美市では、すでに3日間、船が欠航となっているため、スーパーでは生鮮食品がなくなり、飲食店では次のような声が聞かれました。
鳥しん・手島浩一さん:
メニュー自体が半分になるかも。こんなに迷走すると思わないから。
列島各地に大雨をもたらしている台風24号。
鹿児島・奄美大島では午後1時ごろ、雨が強まりました。
かなり強い雨と顔が痛くなるほどの強い横風が吹き、車は大きなしぶきを上げて走行していました。
奄美大島では台風24号の接近に伴い、9月2日から物資などを運ぶ船が欠航。
そのため、運送業者は「食料品、生鮮食品の入荷がない状況で、影響はかなり大きいですね」と話します。
島で郷土料理を提供する飲食店では、名物料理の提供がピンチとなっていました。
鳥しん・手島浩一さん:
うちはあした・あさってくらいまで商品はあるけど、それ以降わからない。メニュー自体が半分になるかもしれませんね。
雨は台風から遠く離れた場所でも。
紀伊半島では、午前中から強い雨に見舞われていました。
午前9時過ぎの三重・熊野市では、雨が強く道路に打ち付け、車が水しぶきを上げて走っていました。
和歌山・那智勝浦町では、視界がかすむほど雨が強く降っていました。
正午ごろの大分市では、階段を雨水が滝のように流れ落ちる様子をカメラが捉えていました。
午後3時過ぎ、鹿児島・大崎町では、車の屋根を雨粒が強くたたきつけていました。
台風24号は4日午後3時現在、奄美大島の北西の海上を北上。
台風は6日(日)にかけて東シナ海を南下し、沖縄本島地方付近に進み、その後、進路を東寄りに変え、7日(月)にかけて大東島地方へ。
そして8日(火)以降、日本の南を北上する見通しです。
まるでループしているような動き。
週明け8日ごろにかけて沖縄・奄美周辺にとどまることとなるため、秋雨前線に暖かく湿った空気を送り続けることとなり、列島に警報級の大雨の可能性があります。
