台風24号の接近で、週明けにかけて災害級の大雨になる恐れが出てきました。
矢澤剛気象予報士に聞いていきます。
これから降る雨の量の最新の予報が出ました。
仮に同じ場所で降り続いた場合ですが、7日の午後6時までの3日間で、四国で430mm、九州南部で480mm。
また、関東甲信でも380mmの雨が降る恐れがあり、引き続き、かなりの量の雨が降ると予想されています。
矢澤剛気象予報士:
特に九州南部などはすでに大雨となっている地域も多いですが、そこからさらに雨が積み重なっていく恐れがあります。特に宮崎などは記録的な大雨に警戒が必要です。
宮崎県では、降り始めからの総雨量が1000mmを超えるという予報も出ています。
もし、1000mmの雨が降った場合にどのようになるのか。
矢澤気象予報士が作成したシミュレーションの映像によると、滝のような雨の降り方になります。
矢澤剛気象予報士:
シミュレーションによると、1000mmの雨で街は冠水していき、車は半分ほどが埋まっていきます。タイヤはすっかり水につかっていきます。息苦しさを覚えて恐怖すら感じるような雨の降り方で、数メートル先も見えなくなります。ガードレールはほとんど水没し、郵便ポストも半分くらいの高さまで水がつかっていきます。さらに家の玄関の40cmぐらいの高さまでは水につかると想定されています。
―― この雨が降ると移動することは難しくなりますよね。
石渡花菜キャスター:
矢澤気象予報士のシミュレーションでも全然視界が見えないといった状況になると思いますし、外出は本当に控えたほうがよさそうですね。
東京では警報級の大雨が7日くらいまで。さらにその先も注意が必要だということです。
8日以降について見ていきますと、2つのパターンが考えられるそうなんです。
1つは「台風24号が熱帯低気圧になり日本列島へ」、もう1つは「太平洋高気圧の影響でゲリラ雷雨に」です。
まずは1つ目の台風24号が絡むパターンについて。
最新の予想進路では、沖縄・奄美付近でまた向きを変え円を描くようにして進み、最新の予報では8日に熱帯低気圧に変わる見込みだということです。
遠藤玲子キャスター:
熱帯低気圧に変わっても大雨をもたらすということなんですか?
矢澤剛気象予報士:
そうです。熱帯低気圧と台風はもともと性質は同じで、違うのは風速だけです。ということで、水蒸気をたっぷりと含んでいます。この熱帯低気圧が東へ進むのか、西へ進むのかによって天気も変わってきます。東へ進んで関東方面に直撃してくると、特に8日以降、大雨となりますので警戒が必要です。
―― もう1つのパターンが太平洋高気圧が影響するということですが、これはどうでしょうか?
矢澤剛気象予報士:
4日午後6時40分現在は太平洋高気圧は東にありますが、これが来週にかけて勢力を強めるという可能性もあります。そうすると、これは夏の空気をまとっているので、かなり蒸し暑くなります。水蒸気も多く上昇気流が発生して、ゲリラ雷雨が発生するというパターンがあります。
遠藤玲子キャスター:
どちらのパターンにしても大雨になる恐れがあるということですね。
週末はいろいろな予定があるかもしれませんが、最新の気象情報に注意し身の安全を第一に行動してください。
