9月に入りこれから本格化していく秋。“食欲の秋”“実りの秋”と言われるように、食べ物がおいしくなる季節です。愛媛県の“秋の味覚”の一つといえば、ソウルフードの「いもたき」。大洲市で手軽にその魅力を楽しめるグルメを3日に見つけてきました。
内木敦也キャスター:
「大洲市に来ています。お城も近くに見えていて雰囲気もいいですが、ここ大洲で秋、といえばやっぱり『いもたき』ですよね」
大洲市で8月28日から始まった秋の風物詩「いもたき」。300年程前から続く郷土料理で「日本三大芋煮」の一つとして知られています。
内木キャスター:
「そのいもたき、お鍋を囲んでいただくのもいいんですが、こちらではちょっと違った楽しみ方ができるようなんです」
レトロな町並みの中にたたずむ「大洲炉端 油屋」。地元産の魚介や野菜を焼き上げる炉端焼きが自慢の飲食店ですが、ちょっと違った「いもたき」が楽しめます。
大洲炉端 油屋・長沼晶子さん:
「大洲コロッケです」
その名も「大洲コロッケ」。一見は普通の揚げ物。しかし中身は…
大洲炉端 油屋・長沼晶子さん:
「いもたきのお鍋の中をそのままコロッケにしたもの」
実はコロッケの具材が「いもたき」なんです。
大洲市では、地元の食文化を生かした新たな料理を開発するコンテストを2010年から開催。地元の飲食店の「いもたきをコロッケにするアイデア」がグランプリに輝いたことで商品化され、3日時点で大洲市内の8店舗で販売されています。
“いもたき”のコロッケづくりは、サトイモや鶏肉などの具材を煮込むところから。レシピは普通のいもたきと全く一緒。煮込んだ具材の汁気を切ってミキサーにかけ、形を整えて衣を付けて揚げれば、こんがりとキツネ色に揚がった大洲コロッケの完成です。
内木キャスター:
「ずっしりしてる。具が詰まっているんだろうなという感じ。サックサクの衣と、中はふわとろの具材がぎっしり。サトイモの甘みが広がっていく」
長沼さん:
「お客さまテーブルに3人いたら、みなさんそれぞれ1つずつ注文いただくくらい人気。県外の方々やご家族の方みなさんにご紹介いただいて、ご来店して食べていただいたら」
食欲の秋。ひと味ちがう「いもたき」に舌鼓を打つのも楽しみです。
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