江戸時代の旧松山藩主・久松家に伝わる1万点を超える貴重な歴史資料が1日、一族から愛媛県に贈られました。今後、県民に公開される予定です。
愛媛県に贈られたのは、旧松山藩主・久松家に伝わる江戸時代から戦後にかけての貴重な歴史資料約1万4000点です。
県庁では式典が開かれ、久松家の現在の当主・久松雷太さんに中村知事から感謝状が贈られました。
歴史資料は久松家が管理していて、2019年度から愛媛大学が調査を進めてきました。
資料の中の9代藩主・松平定国の肖像画は、歴代の当主の物の中では珍しいといいます。
愛媛大学法文学部・胡光教授:
「これ珍しいのが立った姿なんです。通常ご当主の絵は座った姿で描かれるんですが、久松家っていうのは菅原道真を先祖としているので、天神様(道真)の姿をご先祖の姿を考えながらこういった絵を残したのではないか」
このほか、久松松平家の家紋である星梅鉢紋があしらわれた屏風は源氏物語を表していて、この日に初めて公開されました。
資料を寄贈した現当主・久松雷太さん:
「愛媛県の皆様に親しみをもってご覧いただいてそれをしっかり後世に残していただく。これが一番です」
久松家は徳川家康の異父同母弟の家系。贈られた資料は今後、県歴史文化博物館や県美術館、坂の上の雲ミュージアムなど5つの施設で保管され、順次公開される予定です。
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