NASA=アメリカ航空宇宙局は30日、宇宙の謎の解明を目指す新たな大型宇宙望遠鏡の打ち上げに成功しました。
フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられたのは、「ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡」です。
NASAのアイザックマン長官は30日、記者会見し、打ち上げが成功したとした上で、「数多くの成果の始まりだ」と述べました。
ローマン宇宙望遠鏡は、宇宙の膨張を加速させているとされる謎の「暗黒エネルギー」の解明や、太陽系外にある惑星の探索を目指します。
ハッブル宇宙望遠鏡の約200倍の能力を持つ広視野観測装置を搭載し、最大1000倍の速さで宇宙を探索します。
開発や観測には、JAXA=宇宙航空研究開発機構など日本の研究機関も参加していて、観測データは世界の研究者に公開されます。
総費用は約43億ドル、日本円で約6900億円で、今後、約3カ月間の機器調整を経て、5年間にわたって観測を行う予定です。
