27日、北アルプス烏帽子岳から下山していた約20人の登山者が、雨の影響で沢に掛かった橋が流され、渡れなくなり、付近の山小屋に移動し宿泊しました。このうち2人がけがなどにより自力下山できず、28日、救助されました。
遭難したのは、単独で登山をしていた長野県松本市の会社員の55歳男性と、2人パーティで登っていた埼玉県の歯科衛生士の57歳女性です。
警察によりますと、27日、2人はそれぞれで北アルプス烏帽子岳からブナ立尾根を下山していましたが、濁沢にかかる丸太の橋が流され、渡ることができなくなりました。
27日は、雨が降っていて、沢が増水し、橋が流されたとみられます。
2人を含め、約20人の登山者が立ち往生し、付近の山小屋に移動し、一晩を過ごしたということです。
翌朝の午前8時前、山小屋に常駐していた長野県山岳遭難防止常駐隊から「2人が自力で下山できない」と大町警察署に通報がありました。
長野県の男性は27日に足をけがして悪化、埼玉県の女性は疲労により自力下山が困難だったということです。
救助要請を受け、常駐隊の隊員2人と大町警察署山岳遭難救助隊3人が出動し、28日午後1時40分ごろ、2人と同行下山して救助しました。
男性は左足首の捻挫、女性は目立ったけがはないということです。
