時にはアマチュアクラブがJ1に勝利することもある天皇杯。8月26日の2回戦で静岡県内のJリーグ・3クラブは初戦を迎え、いずれも延長戦に突入する試合となりました。
◆清水はJ3・FC大阪に辛勝
エスパルスはセンターバックの高橋祐治 選手が約1年2カ月に公式戦に復帰。リーグ戦からスタメン全員を入れ替えたチームは、J3のFC大阪に序盤からリードを許す苦しい展開を強いられます。
その嫌な流れを断ち切ったのはキーパー・沖悠哉 選手!PKのピンチも完全に読み切り、追加点を与えません。
反撃に出たい清水エスパルスは後半開始からジャーメイン良 選手、オ・セフン選手を投入。
すると17分でした。高木践 選手のクロスのこぼれ球に反応したのはオ・セフン選手!チームの狙い通りクロス攻撃から同点に追いつきます。
90分では逆転することが出来なかった清水エスパルスですが、延長前半。松崎快 選手がボールを持ち運ぶとこの位置から左足一閃!リーグ戦での出場機会が少ないなか逆転ゴールで存在感を示します。
その後、交代カードを使い切り相手の終盤の猛攻を総力戦で凌いだ清水エスパルス。辛くも2回戦突破を決めました。
清水エスパルス・吉田孝行 監督:
内容に関してはもっと格の違いを見せなければいけない。勝って次につなげるという意味ではよかった
◆磐田は3連続で2回戦敗退
ジュビロ磐田はホームで同じJ2のテゲバジャーロ宮崎との一戦。こちらも120分の激闘に終盤はミスや寄せの甘さが目立ったものの、スコアレスで迎えた延長後半のピンチに川島永嗣 選手!
今シーズン初スタメンの43歳が立ちはだかります。
ただ、これで与えたコーナーキックから痛恨の失点を喫したジュビロ磐田。
その後は乾貴士 選手を中心に反撃に出たものの、1点が遠く天皇杯は3年連続で2回戦敗退・・・。
カップ戦の奮闘はチーム力の底上げにも繋がるだけに、早すぎる終戦は小さくない痛手です。
ジュビロ磐田・秋葉忠宏 監督:
しっかりとこの痛みを受け止めながらどう改善していくのか。どういうメンタリティ、メンバー構成、振る舞いを見せるのかは我々にかかっている。しっかり選手とトレーニングや話をしながら進めていきたい
◆藤枝は壮絶な打ち合い制す
最後は藤枝MYFC!
アウェー・モンテディオ山形(J2)との一戦は壮絶な打ち合いとなりました。
まずは前半7分、金本毅騎 選手のヘッドで先制すると・・・その6分後、ベンチで掲げたイラストが相手を惑わせたか、コーナーキックで追加点!
ただ、その後は5分間で2点を返され同点とされると、相手との小競り合いから審判への異議をとられた槙野監督にイエローカード。
嫌な流れのまま前半に逆転を許したものの、後半5分に角田惠風 選手のゴールで追いつきこの試合も延長戦に。
すると延長後半3分でした。
17歳の逸材・北原槙 選手が圧巻の落ち着きで流し込み、プロ初ゴールが決勝点!
両チーム合わせて8ゴール、8枚の警告が飛び交う乱打戦を制した藤枝MYFC、3回戦進出です!
藤枝MYFC・槙野智章 監督:
どんなゲームも攻撃的にやりたい、得点を取りに行く、得点を取っても引いて守らない。我々が目指すスタイル、上に行くためにはこのスタイルは貫き通したい
