夏の佐渡を盛り上げる『アース・セレブレーション』が8月23日までの3日間行われ、恒例の太鼓の演奏をはじめ、国際色豊かなステージが披露されました。
アース・セレブレーション開幕前日の20日。会場では着々と準備が進められていました。
設営に汗を流していたのは、佐渡市が進める湯沢町との二地域居住の実証実験の参加者です。
【狩谷健太さん(湯沢から)】
「湯沢は山しかなく海が見渡せることがないので、(佐渡は)そこがすごくいい」
繁忙期に合わせて冬は湯沢、夏は佐渡に暮らす参加者は、自然の豊かさを感じながら祭りの準備に奔走。
人手不足が深刻化する中、こうしたサポートは祭りの大きな力になります。
【アース・セレブレーション実行委員会 上之山博文さん】
「夏は佐渡、冬は湯沢と、新潟県内が盛り上がって連携できるのは私としてもうれしい」
祭りの主役である太鼓芸能集団『鼓童』もリハーサルを行い、本番に向け、熱気が高まります。
迎えたアース・セレブレーション初日。
幕開けを飾ったのは、鼓童の研修生によるステージ。メンバー7人で作ったという新曲も披露され、若い力で会場を盛り上げました。
【観客】
「毎年見ているけど感動」
【鼓童 研修生 ニックさん】
「本当に胸がいっぱいで、幸せで足りないくらいに言葉が出ない」
そして夜、舞台上には彼らの憧れ、世界で活躍する鼓童の姿が。
受け継がれる太鼓の音が響き渡り、三宅島芸能同志会との共演で会場を沸かせていました。
【観客】
「みんなの汗が感じられるくらいの至近距離で見られて、初日にふさわしい演奏だった」
白熱のステージから一夜明け、2日目は佐渡の伝統芸能をより身近に感じてもらおうと、小木おけさ体験が行われました。
訪れた人は地元の小学生の歌と演奏に合わせて踊り、地域の文化に触れていきます。
また、夜はモンゴルの民俗音楽グループが伝統的な喉歌、ホーミーを披露するなど国際色豊かなステージも。
佐渡の伝統が世界の音楽と共鳴し、会場は熱気と歓声に包まれました。
最終日鼓童のメンバーは地域の人と一緒に小木祭り太鼓で門付けを行いました。
【太鼓を演奏した子ども】
「(初日の)三宅太鼓がすごかったので、今回やる側になれてうれしいと思った」
大盛況のうちに幕を下ろした祭り。太鼓の響きが国境や世代を越えて人々の心を一つにしました。
