消防隊員が救助技術を競う全国大会が初めて新潟市で開かれました。地震や豪雨など災害が多発する中、隊員は切磋琢磨し、人命救助に向け意識を高めていました。
声援とかけ声が響く中、開かれたのは全国消防救助技術大会。
新潟市での開催は初めてで、全国9つの地区予選を勝ち抜いた消防隊員が日頃の訓練で培った救助の技術を競いました。
一刻を争う現場で求められるのは救助のスピードと正確性。
東北地区代表として出場した新潟市消防局は、要救助者を抱えて、高さ7mの場所まで引き上げる『引揚救助』で仲間と息の合った連携を見せました。
【新潟市消防局東消防署 板垣竜次 消防士長】
「1秒、時には0.1秒詰めるか、100回やったら100回成功するかを訓練してきた。訓練で培ったものがすべて出し切れたと思っている」
また、上越地域消防の隊員は高さ15mのはしごを垂直に駆け上る『はしご登坂』に出場。
【上越市消防局上越消防署 今井寿己 消防士】
「救助をしている姿を見ていただいて、市民の皆様には、われわれが、災害があった際に守るというPRができてよかったと思う」
この日は大会の様子を林芳正総務大臣も視察。
日々訓練に励む隊員を激励するとともに緊急消防援助隊の特殊車両などを確認し、地震や豪雨など災害が相次ぐ中、政府として消防の防災力の向上に取り組む考えを示しました。
【総務省 林芳正 大臣】
「改めて消防・防災力の強化が大変重要であると再認識した。必要な予算をしっかりと盛り込んで、消防力のさらなる強化に全力で取り組んでまいりたい」
大会を通し、隊員たちは日頃の努力の成果を発揮し、人命救助に向け士気を高めていました。
