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医師が医師たちと作った生成AI『Cubec』誕生ストーリー
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医師が医師たちと作った生成AI『Cubec』誕生ストーリー

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データ提供 PR TIMES
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かかりつけ医や夜間当直は「専門外」でも診る。そんな時、医師はGoogleで検索?それともChatGPTに聞く?

地域のかかりつけ医や、少ない医師で切り盛りする夜間の救急・当直の現場。そこでは、自身の専門領域(循環器や消化器など)に関わらず、飛び込んでくる多種多様な症状への対応を迫られます。「専門外だから」と引き返すわけにはいかない現場で、医師たちは今、どのように調べ物をしているのでしょうか。


最近では、ChatGPTをはじめとする汎用生成AIを活用する動きも一部で広がっています。しかし、命を預かる医療の現場において、AIがもっともらしい嘘をつく「ハルシネーション」のリスクは大きな懸念事項であり、臨床の実務でそのまま頼るには危険が伴います。


そのため、多くの医師は依然として、診察のわずかな合間を縫って複数の医療系サイトや学会のホームページを検索し、ブラウザのタブをいくつも行き来しながら情報を愚直に確認せざるを得ません。しかし、分厚い医学教科書は目次を辿るだけで時間を要し、ネット上の情報は点在しているため、今すぐ欲しい「的確な次の一手」に辿り着くまでに医師の時間を消耗させます。


「クリニックの医師が専門医に紹介状を書くにしても、専門医とコミュニケーションを取る前提として”共通の知識”を持っていることが不可欠です。しかし、自身の専門外の知識を多忙な外来の中で一から埋めるのは容易ではありません」(朔啓太医師)


医師 / Cubec 取締役 医学統括 朔啓太(さく けいた)


このような現実を踏まえて、現役の循環器医師であり、Cubecの医学統括を務める朔啓太医師を中心に開発をしたのが、臨床ナレッジAI『Cubec(キューベック)』です。


医師は無料で利用できる臨床ナレッジAI(ご利用はこちら)

医師用AIは「ざっくり」と「じっくり」の二段構え

既存の一般的なAI検索ツールは、インターネット上の情報や論文データベースを機械的に検索し、その結果を単に要約して見せるという「検索の置き換え」に留まっています。しかも、有料の情報源は対象外です。


Cubecが汎用的な生成AIと違うのは、PubMed(パブメド)と呼ばれる医学論文データベースに加え、日本の各領域の専門医たちがレビュー・構造化した独自データ「Cubec医学ノート」を情報源として組み込んでいる点にあります。



「Cubec医学ノート」は、有料の診療ガイドラインも含め、疾患・症候ごとの確認事項や診療のエッセンスを分かりやすく整理しています。消化器、循環器、呼吸器など、800件以上の医学ノートを作るために、多くの専門医が監修として協力しています。

利用したい医師は「Cubec」に登録するだけ。「無料」でこの情報にアクセスできるのも大きな利点です。


医師に無料で公開しているCubec医学ノート(ご利用はこちら)


あとは自然言語(普段の話し言葉)で臨床の疑問を入力すれば、AIがコアな情報と周辺情報に絞って提示してくれます。この仕組みについて、朔啓太医師は「『ざっくり』と『じっくり』の二段構え」という言葉でその重要性を説明します。


「Cubecの検索結果は、医学的な教科書やガイドラインなどを分かりやすくまとめた『ざっくり』バージョンでまず提示されます。その上で、さらに詳しく背景を知りたい場合は、世界的な医学論文データベースであるPubMedを辿って最新の論文を『じっくり』読める形で提示します。


この『ざっくり』と『じっくり』の組み合わせがあるからこそ、研修医からベテランの開業医まで、幅広い医師のニーズに的確に応えることができるのです」(朔医師)


具体的な使用感がわかるイメージ動画

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医師はいつ、何を検索している?

2025年5月のサービス提供開始以来、「Cubec」の登録医師数は 2300名を超え、日々 1000/週 件以上の臨床疑問がCubecに入力されています。そのうち、70%以上が業務時間中に使用していることがわかっています。


Cubecのサービスローンチから6ヶ月。この期間は、医師から医師への口コミと紹介を頼りに、オーガニックなユーザーを集めることで、リアリティのあるフィードバックを得ることを大切に進めてきました。


実際の検索では、例えば「〇〇の症状を持つ患者に対し、〇〇薬の投与タイミングと注意すべき副作用は?」といった、具体的な臨床の迷いが投げかけられます。AIは瞬時にエビデンスを整理し、必要なエッセンスだけを出典付きで提示。これまで医師が診察の合間に複数の文献を数十分かけて行き来していた時間を、大幅に短縮しています。


では、実際にCubecを日々の診療に取り入れている医師たちは、Cubecの使用感をどう実感しているのでしょうか。

Cubecを使用している医師の声

実際にCubecを日々の診療に取り入れている3人の医師に、使用感を聞きました。

Diokiss先生(呼吸器専門医・医師23年目、地域中核病院勤務)


呼吸器科の分野では、肺癌のガイドラインは1年ごとに更新され、治療薬も5年前とは様変わりしています。知識をアップデートし続けなければ、すぐに置いていかれる世界です。汎用の検索サービスやAIは最新情報は得られても、出典が不明確なこともあり、正確性には懸念が残ります。医師のためのAIには、出典の正確性・速度の信頼性・情報の鮮度、この3つが欠かせません。


ある日、喘息発作の患者に対して若手医師が気管支拡張薬のネブライザーをオーダーしようとした場面に立ち会いました。「間違いではないが、自分ならまずステロイドの点滴を選ぶ」——そう感じ、その場でCubecに「救急外来を受診した成人喘息患者に、気管支拡張薬のネブライザーはすべきか」と入力してみました。返ってきたのは「短時間作用性β₂刺激薬の吸入が第一選択」という回答と、ガイドラインをもとにしたCubec医学ノートの引用。自分の専門分野であっても、あやふやだった知識を根拠付きで固められるのが心強いです。


Diokiss先生(X: @Dio_kiss

医師23年目の呼吸器専門医・指導医。地域中核病院に勤務。院内ではICT/ASTとしても活動。

市川峰大先生(腎臓内科医・医師11年目)

専門外の分野では、そもそもどのガイドラインが最新か、どの文献が信頼できるかも手探りです。自分でガイドラインや文献を一つ一つ確認しようとしても、有料のガイドラインは病院で購入申請しても年始のタイミングでしか通らないことが多く、ネックになっていました。


Cubecは日本のガイドラインを中心に構成されているところが、実臨床で重宝しています。周辺知識を拾う際も、文献だけでなく引用箇所まで確認できるので、ハルシネーションの懸念が払拭されます。「こんな経過でこれとこれを迷っている」「今まで第一選択の治療をしてきたが次の一手は?」といった、ガイドラインを読むだけではすぐに拾いにくい生々しい相談にもずばっと答えてくれたときは、率直に感動しました。


市川 峰大先生

医師11年目の腎臓内科医。専門医取得後にビジネス転職。現在は医師としてクリニックに勤務する傍ら、ヘルスケア企業のコンサルティングや医療機関のブランディング支援などの事業も推進している。

ギネコロ先生(産婦人科医・医師10年目)


分娩はガイドラインでやってはいけないことが厳密に決まっており、一歩間違えれば訴訟問題にも直結します。何かあれば必ずガイドラインを参照するのですが、切羽詰まった時に本を取りに行って読むのは現実的ではありません。


周産期関連、特に分娩についてのガイドラインを確認する際によくCubecを使います。根拠付きで出力されるので非常に参考になりますし、クイックに検索できるのが本当に助かっています。ライブラリ機能も、眺めているだけで勉強になります。自分の診療科の復習はもちろん、他の診療科についてサクッと学びたいときにも活用させてもらっています。


ギネコロ先生(X: @gynecolo_obgyn

医師10年目の産婦人科医。臨床の傍らで医療AI研究を行っている。

医師と医師をAIが繋ぐ?共にプロダクトを育てる「新しい学びの形」

最後に、朔啓太はCubecというプロダクトが持つ、医療を超えた「もう一つの可能性」について次のように話します。


「今までは、何か賢い人や特定の専門医から、一方向性に知識が提供されていて、現場の医師はそれに当たるか当たらないかという世界でした。しかしCubecの事業を始めて気づいたのは、これが『AIと、エキスパート(専門医)と、ユーザー(現場の医師)』が同じループの中にいて、多方向性に繋がりながら、中にあるコアの知識をどんどんブラッシュアップしていく仕組みだということです。


使うたびに製品が優秀になっていき、関わっているすべての関係者が一種の達成感を得られる。これは、単に『医療現場が便利になるツール』という話だけではなく、医療界における非常に面白い『新しい学びの形』だと思っています。私たちはオールユーザーを含めた『イン・ザ・ループ』の形で、このプロダクトを皆さんと共に育てていきたいのです」(朔医師)

株式会社Cubec 経営チーム

医師 取締役 医学統括 朔啓太 / 代表取締役CEO 奥井伸輔 / 取締役CAIO 新井田信彦

「最善の医療を、すべての人の手の中に。」

AIという道具の進化によって変わるのは、効率化だけではありません。それによって生まれる「医師が確信を持って診療に臨める環境」と、みんなで知識を高め合っていく新しいコミュニティの姿です。


Cubecは、最適な診療を誰もが受けられる社会の実現を目指しています。AIはあくまでも手法の一つであって、この取り組みは多くの医師の協力があってこそ成り立つサービスです。


Cubecは、医師がより安全に自信を持って医療を提供できる未来を、これからも医師の皆さまと共に作っていきます。


※次回のストーリーでは、Cubecの舞台裏をさらに深掘りしてお届けします。


株式会社Cubec(キューベック)

URL:https://cubec.jp

代表取締役CEO:奥井 伸輔

所在地:大阪府吹田市 国立研究開発法人国立循環器病研究センター内

設立日:2023年2月

事業内容:ヘルスケア・医療AIの開発・販売

Cubecの取り組みについては、noteでも紹介しています。

https://note.com/cubec




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