8人が死亡するなど大きな被害が出た千葉県の記録的豪雨。

被害をもたらした”水の猛威”を関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」MCの青木源太キャスターが、京都大学の研究施設で体験。

知っておくべき心構えと対策とは。

■「地下街に流れ込む水」 激流となった階段

京都府宇治市にある京都大学防災研究所。

水による災害の状況を再現することができます。

青木キャスターがまず体験したのは、大量の水が流れ落ちる階段。
都市部では地下街などで起きうる状況です。

地上で40cmの浸水があり、その水が地下街に流れこんでくる状況を再現した階段をのぼりますが・・・。

【青木キャスター】「40センチは無理ですね…!のぼることができません。危ない、手すりを持っていないと」

“激流”に足をとられ進むことが困難に。
そして、実際には状況を困難にする要素がほかにも多くあるといいます。

【京都大学河川防災システム研究領域・川池健司教授】「地下街だと人が周りにいて、パニック状態になっているかもしれませんし、荷物を持っていたり、小さな子どもを抱えている場合もありますし」

■冠水したドアは開けられるか わずか10センチの差で“明暗”が

次に体験したのは、ドアの開け閉め。家の外が冠水、ドアの外側に水が溜まっている状態です。

水深が40センチ、大人のひざ下程度の深さで、腕の力だけで開けることは不可能に。体重をかけやっと人が通れる程度まで開けることができました。

そして水深を50センチにすると、青木キャスターが全身の力で開けようとする者のびくともしません。

【青木キャスター】「10センチの差でも生死を分ける可能性がありますね…」

【京都大学河川防災システム研究領域・川池健司教授】「水深が2倍になると、(水圧の)力はその4倍になります。水深が3倍なると、その力は9倍になります。

(水深が)浅いうちに、早めに行動を取ることが重要になります」

■水没した車 アンダーパスで取り残され死者が出るケースも

そして最後に体験したのは水没した車。

今回を含め、過去何度もアンダーパスで車が水没するケースがあり、命を失う人もいます。

深さ45センチの水のなかにある車。
運転席で青木キャスターがフロントドアを開けるために、体重をかけて力をいれると何とか開き、それと同時に車内に水が流れ込みます。

■構造の違いも影響 備えておくべき道具

そして今度は後部座席でスライドドアを開けようとしたところ…

【青木キャスター】「【青木】なんでだろ?運転席のドアは開いたんですけど…!スライドドア開きませんね。びくともしません」

ドアの構造によって大きな違いがありました。

【京都大学河川防災システム研究領域・川池健司教授】
「スライドドアは、いったんドアを(車と)平行に全体を外に出してから、スライドさせる構造。水圧が下の部分にかかってますのでスライドドア全体を外に押し出すというのは、かなり難しいと思います」

ドア全体にかかっている水圧以上の力をかけないと動かないスライドドアは開けることは困難になるのです。

車に閉じ込められた際、脱出するためにガラスを割る専用のハンマーも市販されていて、川池教授は常備しておくことが有効な対策だと話します。

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年8月14日放送)

関西テレビ
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