観測史上最大の記録的豪雨で特別警報が発表され死者も出た千葉県。
13日夜に混乱状態となり浸水被害も出た千葉市の蘇我駅周辺の状況を、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」の石田アナウンサーが中継で報告しました。
■鉄道施設に残る”浸水被害” 線路に巻き付くゴミ 信号も稼働せず
千葉市中央区にあるJR蘇我駅周辺には、13日夜大雨の影響で帰宅困難になった人がおよそ4000が“あふれかえる”状態だったといいます。
県は自衛隊に災害派遣を要請し、帰宅困難者の避難場所への移動が実施されました。
蘇我駅は冠水。線路も水につかり、一夜明けた14日午後もその痕跡が残っていました。
【石田アナウンサー】「線路が見えるんですが、この蘇我駅の線路の上を見てみますと、枝、それから、空き缶や何かビニールのようなものも線路に巻きついているのが確認できます」
さらに構内の信号も故障して稼働していないということです。
鉄道が動かない中、多くの人がタクシーを待ったものの、列の先頭に着くまでに3時間かかり、そこからさらに待たなくてはいけない状況だったといいます。
そして駅付近の路上には、動かなくなった自動車がまだ残されていました。
■周辺の店舗は必死に見ず食い止めようとするも間に合わず…
周辺の店舗も浸水被害の影響が続いています。
駅近くのパン販売店では店の中に入った水を出し、清掃作業を行っていました。
13日は必死に浸水を食い止めようとしたといいます。
【石田アナウンサー】「最初のあたりはですね何とか水をかき出して伝えたいというような形で、お店のスタッフの皆さんが奮闘されていたんですけれども結局、水がですねどんどんどんどん押し寄せてきてしまいまして、最終的には膝下のあたりまで店舗の中も水が入ってきてしまったということでした」
スタッフはその後帰宅することもできなくなり、浸水した店の中で一夜を明かすことになったといいます。
■浸水がもたらした「水が使えない」状況 復旧作業に影響も
一夜明け「掃除」が終了してもすぐに営業を再開できる状態ではないといいます。
その理由は、食品を扱っているため十分衛生的な環境に戻す必要があり、そのための作業が続いているということです。
さらに、豪雨による「水のトラブル」も続いています。
別の建物には「水道が復旧していないため営業中止」という内容の貼り紙が。
【石田アナウンサー】「店舗の中に入りますとなかなかまだ水が出てきていない電気は通ってるんですけれども、まだ水が使えないということでですね。
あとは水をバケツで運んできて復旧作業をしなければいけないというところで大変な状態が続いています」
そして、水につかった商品を一度店外に出したり、清掃で出た廃棄物の回収をしたりと、復旧作業が続いています」
■都市部が持つ「急激に水があふれる」リスク 気象予報士が指摘
千葉市で大きな被害が出た記録的豪雨。
片平気象予報士は、「都市部」であるがゆえに急激な浸水につながったと指摘します。
【片平気象予報士】「都市部ということは、コンクリートで固められてるところが結構多い。ですから、雨がざっと降ってしまって排水能力を超えてしまうと、一気に水が溢れてくる。
千葉市の周辺も急激にあたり一面浸水して、あっという間にこういう状況になったんだというふうに思うんですね。
急激に危険性が高まるというところが1つのポイントなのかなというふうにも思いす」
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年8月14日放送)
