お盆休みで各地の高速道路は混雑していて、渋滞のピークを迎えています。
観光地がにぎわいを見せる一方、列島各地では13日も天気が急変。
東京都心でもゲリラ雷雨が発生しています。

午後3時前、お盆休みでにぎわう東京・池袋をゲリラ雷雨が直撃しました。
雨に加え強い風が吹きだし、木の葉が散っています。
激しい雨のしぶきで視界不良となっていました。
水たまりで足をぬらしながら歩く人たちの姿も見られました。

午後1時過ぎの群馬・前橋市でも、急に強い雨が降り出しました。
視界が白くなるほどの激しい雨。
傘を持っていない男性は、タオルで頭を拭きながら交差点を横断していました。
短時間で一気に降る雨で冠水被害も起きています。

お盆休みを連日直撃しているゲリラ雷雨。
その原因の1つとされるのが、11日に上陸し、12日に熱帯低気圧に変わった台風15号です。

暖かい湿った空気をもたらし、各地で大気の状態が非常に不安定となっています。

朝から天気が急変していたのが東京都内。
午前10時過ぎの東京・町田市は、少し前まで晴れていましたが、急に強い雨が降り始め、傘を持っていない人の姿も見られました。

午前中、千葉方面で発生した、ゲリラ雷雨をもたらす雨雲がライン状となり東京方面へと流れてきました。

午前11時ごろのお台場では、傘をさしていない子供連れの人が慌てて建物の方へ向かっていく様子や木の下で雨をしのいでいる人の姿がありました。

女性は「ポツポツだったんです、最初は。でも一気にザーって降ってきたんでびっくりしました。(Q.慌てている感じだった)傘出せなくてすぐ、大変でした」と話しました。

東京・新宿区四谷周辺では午前11時ごろ、車が水しぶきを上げ走行する様子が見られました。
大粒の激しい雨がアスファルトを打ち付けていました。

午後2時過ぎには、東京・渋谷区で一気に雨が降り出しました。
そして、高層ビル群かすんで見えました。

一方、日野市にある多摩動物公園内では、土砂崩れのため園内の一部歩道が通行できなくなっています。

12日、園内の歩道脇にある斜面が土砂崩れを起こしているのを通りかかった飼育係のスタッフが見つけたということです。

当時は雨が降っていたため、その影響で土砂が崩れた可能性もあるとしています。

午後1時過ぎの埼玉・桶川市では冠水被害も発生。
映像では、車の助手席の窓まで水しぶきが上がっています。
また、別のカメラでも、前を走る車が大きなしぶきを上げていました。

鴻巣市では、雨水が歩道に波打っていました。

元台風15号がもたらすゲリラ雷雨。
そして、12日に新たに発生した台風17号は、週明け本州に影響する恐れがあります。

次々と発生する台風で大きな影響を受けているのが海水浴場です。

千葉・鴨川市の前原海水浴場。
13日は黄色い旗が立ち、遊泳注意となっていました。

お客さんはいるものの、波が高いせいかライフセーバーが遊泳エリアを制限していました。

この海水浴場では、8月に入ってから台風の影響で遊泳禁止が続いていました。
13日、久しぶりに腰の高さまで海に入ることが可能となりにぎわいを見せていました。

鴨川ライフセービングクラブ・布井漣さん:
毎年夏に台風は来るんですけど、去年と比べてだいぶひどい。台風が何個か連続で続いちゃってるので。

そして再び、この海には台風17号が迫っています。
接近前から台風によるうねりが入ってくる恐れがあり、波が高くなれば、再び遊泳禁止となる恐れがあります。

この状況に心配の声を上げるのが海の家の関係者です。

海の家Moana・石井勇次さん:
ずっとこんな感じなんで、台風がいっぱいきてるから、なくなってくれないと、(売り上げが例年の)6割ぐらいですかね。

九十九里町では13日朝、遊泳中の男性が波に流され死亡する水難事故が起きました。

午前6時半過ぎ、片貝海水浴場で「人が溺れている」と119番通報がありました。

警察によりますと、会社のグループで海水浴に来ていた40代くらいの男性が頭を負傷し、意識不明の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

また、救助しようとした男性もけがをし病院に運ばれましたが、命に別条はないということです。

事故当時、片貝海水浴場は遊泳可能時間外で、ライフセーバーは配置されていなかったということです。

お盆休み中の行楽地でもゲリラ雷雨が発生しています。

栃木・鹿沼市では、川沿いで遊んでいた人も雨が降り始めたことで急いで片づけを始めていました。

テントの屋根から流れ落ちる雨水。
慌てて避難する様子が見られました。

関東では行楽地からの帰り道など、夕方の時間も大気の状態が非常に不安定です。
最新の情報に注意が必要です。

お盆休みが始まり、各地の高速道路では渋滞のピークを迎えていました。

日本道路交通情報センターによりますと、午前11時の時点で、東名高速道路下りの海老名サービスエリア付近で17kmの渋滞が発生。

午後2時過ぎ、東名の綾瀬スマートインターチェンジ付近では、突然のゲリラ雷雨に走行する車が水しぶきを上げていました。

渋滞は東北自動車道下りでも発生。

正午前の栃木・佐野市、佐野藤岡インターチェンジ付近は、非常に強い雨で、前方がよく見えない状況になっていました。

ゲリラ雷雨とランチタイムが重なり、佐野サービスエリアは入り口から渋滞となっていました。

ランチの人気ナンバー1は、青竹で打ったちぢれ麺に澄んだしょうゆスープの「佐野ラーメン」です。

訪れた人は「お墓参りに行く途中で。スープが澄んでいるが非常にこってりしていておいしい」「きょうは家族旅行で、これから鬼怒川に行くので、子供が佐野ラーメン食べたいと」「麺が太くてモチモチしているからおいしい」と話していました。

取材班が東北自動車道で遭遇したゲリラ雷雨は小山市でも。

小山市では午後0時14分までの1時間に51mmの非常に激しい雨が降り、冠水した道路を走行した車が動けなくなりレッカー移動されました。

レッカーされた車の運転手:
自分が先頭で走っていて、前がどれくらい冠水しているか分からない状況で水の中を走っていったら途中で止まっちゃって、道路の真ん中で。ここら辺、ひざ上ぐらいまでは(冠水していた)。