熊本県宇城市松橋町の被害状況について、JR松橋駅近くの商店街にある旅館や神社も大きな被害を受け、関係者は頭を抱えています。
「ほぼ全滅。もう無理」旅館社長が悲痛な声
旅館一力 梅田昌宏社長:
「やり直すより建て替える方が安上り」と言われた。ほぼ全滅。今度は修理どころじゃない。もう無理。
JR松橋駅近くの商店街にある創業約70年の「旅館一力(いちりき)」。
旅館一力 梅田瑞希さん:
ガタガタで使えない。
今回の地震で階段の手すり部分が壊れたり、窓ガラスが落下したりするなどしました。地震発生当日は宿泊客がいなかったということですが、建物は取り壊しもやむを得ない状況だといいます。
旅館一力 梅田瑞希さん:
だいぶ片づけはした。ここはレストランだった場所。角は全部ヒビ割れ。
また、客室に入ると…。
テレビ熊本 前田美沙希記者:
天井が外れ、エアコンも下に落ちています。ベッド横の棚も外れています。
10年前の熊本地震では、自宅と旅館の両方が被災。復旧した旅館の一部を家族の住まいとしていましたが、現在は近くの避難所で寝泊まりしているといいます。

旅館一力 梅田昌宏社長:
(10年前は)何とかつないで営業できたけど、物価も上がって、前回以上に「大丈夫かな?」と。それが一つの心配。
「元の姿に戻したい」
宇城市の松橋神社では鳥居が倒壊したほか、授与所の瓦が落ち、狛犬などが倒れるなどの被害がありました。
松橋神社 平江和世さん:
大きい石とか狛犬とかは業者に入ってもらわないと上げることもできないので、いつ頃来てもらえるか……コツコツ頑張って元の姿に戻したい。やるしかないという思いです。
(テレビ熊本)

