チャイルドシートについてです。法律で6歳未満の使用が義務づけられていますが、150センチ未満の子どもにも使用が推奨されているのをご存じでしょうか。夏休みで出かける機会も増えている今、改めてチャイルドシートの重要性を取材しました。
車の衝突実験。
チャイルドシートをつけていないと、勢いよく前に飛び出し、前の座席や天井にも激しくぶつかっています。
一方、着用している場合は、体が前に飛び出すものの、チャイルドシートが防いでいます。
JAF長野支部・塚越直誠さん:
「これからお盆休み、長期休みで、家族でお出かけになる機会も多いと思いますが、お子さまがいる家庭、特に小さなお子さまがいる場合は、お出かけの際は必ずチャイルドシートを使う、これを徹底してください」
チャイルドシートは、6歳未満の子どもを車に乗せる際、使用が義務付けられています。
JAFが行った調査では、年々、使用率は上昇し、2025年は「82.4%」に達しました。
さらにJAFでは、「身長150センチ未満」の子どもも、チャイルドシート、またはジュニアシートの使用を推奨しています。
利用している人は―。
母親(1歳2か月):
「聞いたことあります。身長がもし、なかなか伸びずに小さかったらつけようと思います」
母親(7歳と2歳):
「150センチはもういらないかなって、大人でも150満たない人もいるので」
シートベルトは身長150センチ以上を対象に設計されています。
このため、150センチ未満の場合、シートベルトが首やお腹にかかり、事故の際に圧迫されて、大けがにつながる恐れがあります。
JAF長野支部・塚越直誠さん:
「法律上は6歳を超えれば、チャイルドシートは使用しなくてもいいのですが、まだまだ体格などは発育が不十分という場合もあります。なのでJAFとしては(身長)150センチを目安にチャイルドシートを使い続けていただくように推奨しています」
一方、座席に正しく取り付けていなかったり、子どもを正しく座らせていない「ミスユース(誤使用)」も目立っています。
JAF長野支部・塚越直誠さん:
「ただ締めるだけだとグラつきがあって十分ではありません。なので締める際はまず、ベルトを適切な位置に通して、その際にねじれがないように」
取り付けの際のミスユース(誤使用)のうち、半分近くが「ベルトの締め付け不足」です。
また座らせ方についても「44%」がうまくできておらず、最も多いのが、「ハーネスの締め付け不足」です。
JAF長野支部・塚越直誠さん:
「締め方の目安としては、指2本を入れて、それが縦になるかならないかくらい。これぐらいの余裕であれば安全なので、緩いようであればもう少し締めてあげてください」
夏休みに、家族で出かける機会が増えるこの時期。子どもの命を守るのは、運転する人の責任でもあります。
JAF長野支部・原田理央さん:
「(子どもが)嫌がっても、正しく取り付けることが親、運転する方の責任ということもあるので、正しい取り付け方を確認してほしい」
JAF長野支部・塚越直誠さん:
「帰省して、おじいちゃんおばあちゃんの車でお出かけするなんてケースもあると思います。どんな短い距離であってもお子さまが乗るときは、チャイルドシート、それだけは徹底してください」
