81年前、原爆投下の日の広島市安芸区での様子を語り継ごうと、被爆者2人が講演会を行いました。
広島市安芸区の船越公民館で7日開かれた被爆の実相を学ぶ講演会。
被爆証言に臨んだのは、豊永恵三郎さんと武田弘さんです。
豊永さんは当時9歳、坂町で被爆し精力的に自身の経験を証言していました。
一方、8月6日に船越地区にいた武田さんはこれまで証言することを避けてきましたが、「あの日の船越を語ってほしい」と豊永さんに誘われ7日初めて証言しました。
【武田 弘さん】
「きのうまで遊んでいた人が突然いなくなるという、本当に悲しいというか、なんとも言えない気持ちになりました」
被爆者が高齢化する中、記憶の継承が課題になっています。
【豊永 恵三郎さん】
「(子供たちに)とにかくもう戦争しない日本の国をみなさんが作っていくんだよと、平和のバトン渡したよと」
【講演会に来た人】
「実際に(証言を)聞くことは無かったので、貴重な時間をもらえたなと思う」
「だんだん語り部が減る中で、自分たちが次は聞いた体験を子供たちや周りに伝えていかないといけないなと思った」
81年、その先に向けて船越地区では「地域」で平和を考え続けています。
