11月のアメリカ中間選挙を前に中西部ミシガン州で4日、民主党の上院候補を決める予備選挙が行われ、イスラム系急進左派の候補者が勝利したと複数のアメリカメディアが報じました。
アメリカメディアによりますと、中西部ミシガン州で行われた民主党の上院予備選挙で、イスラム系の急進左派アブドゥル・エルサイード氏が、民主党指導部や親イスラエル団体が支持する穏健派の民主党下院議員を僅差で破り勝利したと報じました。
エルサイード氏は、イスラエルへの無条件の軍事援助見直しや国民皆保険導入を訴えるなど、全米で勢いを増している民主党の急進左派の1人です。
ロイター通信は専門家の話として、ミシガン州には全米最大級のアラブ系アメリカ人コミュニティが存在し、イスラエルに対する反感が根強いことが勝因につながったと伝えています。
アメリカメディアは今回の結果について、「急進左派にとって大きな勝利であり、民主党の将来に大きな影響を与える」などと報じています。
ミシガン州は2024年の大統領選でトランプ大統領が勝利した激戦州の1つで、トランプ大統領は5日、SNSでミシガン州について「世界でも有数の不正が横行する選挙地域だ」と主張しました。
また、トランプ氏はエルサイード氏について「ユダヤ人とイスラエルを憎悪する共産主義者の敗北者」と非難したうえで、11月の中間選挙では共和党候補者に票を投じるよう呼びかけました。
