熊本地震で工場の煙突が倒壊し9人が死亡した日本製紙。
社長が被害の状況について説明しました。

日本製紙・瀬邊明社長:
私どもこの事態を極めて重く受け止めております。亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆さまに心よりお悔やみを申し上げます。

震度6強の激しい揺れを観測した熊本・八代市で煙突が3本倒壊し、9人が死亡した日本製紙八代工場。

地震発生時、工場には414人が勤務していて、従業員6人と協力会社の3人が犠牲となりました。

日本製紙は5日に開いた会見で、従業員6人が死亡した状況について説明しました。

日本製紙・山邉義貞八代工場長:
煙突が倒壊したところに2階建ての“建屋”がございます。ここはデスクワーク中で、そのまま被災したということです。同じ机の並びで座っていた場所で、2名はかろうじて救出できたという状況でございます。

協力会社の3人が死亡した状況については、詳細が分かっていないということです。

日本製紙によりますと、今回倒壊した煙突は古いもので1958年に建てたといいます。
煙突の耐震性などについて質問が相次ぎました。

日本製紙・山邉義貞八代工場長:
今回倒壊した煙突につきましては2006年、その前に1997年に1回点検しています。(Q.“煙突の交換時期が近かった”ように聞いたが)(鉄筋コンクリート製で)硬さを測ったりしますので、直近でのデータはございません。(Q.煙突の交換時期はないのか)一般的に鉄筋コンクリートの寿命かと思います。

今後については。

日本製紙・瀬邊明社長:
閉鎖というところは現時点では考えておりません。こういう被害を受けて「これからどうしていくか」としっかり考えないといけないと思っています。

一方、被災地では八代港に停泊している防衛省の大型フェリー「はくおうⅡ」で、自衛隊による被災者のための入浴支援などが始まりました。

利用者からは「めっちゃ気持ちよかった。(Q.お風呂は何日ぶり)4日ぶりかな。お風呂がないと…水が出ないと厳しいんだな」「ここは広々してゆっくりと入らせてもらってよかった」などの声が聞かれました。

船内には被災者が暑さをしのぎながら体を休められるクーラーの効いた休憩室も。
また、医療関係者などと連携し、診療や治療といった医療も提供します。

地震発生から8日がたち、生活再建に向けた支援も進んでいます。

<フジネットワーク サザエさん募金> 令和8年熊本地震被災地救援

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