人気モデルやタレントが新潟に集結した史上最大級のファッションイベント『東京ガールズコレクション』。新潟では初めての開催となり、会場の朱鷺メッセには県内・県外から9500人以上が集まった。多くの人を熱狂させ、新潟を活気づけたTGCの盛り上がりを取材した。
“TGC”新潟初開催に観客興奮
「いつも都会でしかやっていないので、なかなか行けなかったが、新潟でやるとなってとてもうれしい」「大きなリボンで巻髪をした。有名人たちみたいにかわいくなりたいからオシャレをしてきた」

訪れた人も興奮を隠せないイベント『NAMICS presents TGC 新潟 2026』が7月18日に新潟市で開かれた。
村重杏奈さんの登場で開幕し、70人を超えるモデルやタレントがランウェイを歩き、会場を盛り上げる。
万代高校ダンス部がTGCの舞台へ!
会場が熱気に包まれる中、DreamAmiさんと共にステージに立ったのは、地元・新潟市立万代高校ダンス部の生徒たち。

この夢の時間の始まりは、わずか1カ月ほど前のことだった。
TGCの舞台でDreamAmiさんと共演することが発表されたのは6月8日のこと。
サプライズ発表された瞬間、池田結望部長は「とてもうれしい。実感が湧かない。みんなで仲良く、明るくできるように頑張りたい」と驚きを隠せなかった。
LDHダンスコーチが指導「強みは団結力」
ただ、新年度を迎え新体制になったばかりのダンス部に与えられた練習期間は、たったの1カ月。
7月8日、DreamAmiさんが所属する事務所「EXPG STUDIO」インストラクターを招いた練習会が開かれた。

振付や立ち位置を確認していくが、部員は「けっこう大変。頭では分かっているけど体が動かないみたいな」と悪戦苦闘の様子。
難しい踊りにも部員で声をかけ合いながら少しずつ完成度を高めていき、休憩時間にも積極的にコーチに質問する姿が見られた。
LDHのダンスコーチ、中村紫乃さんは「『これどうだったっけ』とか、振りの確認とか、そういうところもしっかりとやれたりして、コミュケーションを取れているのがめちゃくちゃいいなと思っている。団結力が今回の強みになってくるかなと思っている」と話していた。
Amiさんとの初顔合わせに大興奮
そして、本番前日。リハーサルのため、会場を訪れた部員の前に登場したのはAmiさんだ。
画面越しに見てきたAmiさんとの初顔合わせに「かわいい」と部員たちは大興奮の様子。キラキラとした表情で本番と同じステージに向かっていた。
立ち位置などを入念に確認し、リハーサルは終了。あっという間に本番当日を迎えた。
池田部長は「とても楽しみで緊張も少しあるが、頑張って踊りたいなという気持ちが強い」と意気込む。
顧問の清水知子先生も「新しいチームになってすぐのイベントだったので生徒たちの結束もこの機会でとても強まったと思う」と自信を持って生徒たちを送り出した。
いよいよ本番!9000人超える観客の前で堂々とダンス披露
TGCという目標に向かって団結を強めた生徒たち。円陣を組み、いざ夢のステージへ。

直前まで「緊張する…」と話していた部員たちだったが、9000人以上の観客を前にはじける笑顔で堂々と踊り、練習の成果を発揮した。

全力のパフォーマンスでステージを終えた部員たちの目には涙が。
共演したAmiさんは「皆さんのエネルギーを背中ですごく感じていたのでとても心強かった。大人数で一緒にステージで踊ることは、今はなかなかないので懐かしいような気もした。私からするとみんなかわいくて『がんばれ~』という気持ちだった」と笑顔を見せた。
ケータリングで“新潟の食”堪能!専門学校生が考案したメニューも
圧巻のパフォーマンスを見せたAmiさんが今回のTGC新潟でステージ以外にも心に残ったというのが“ケータリング”だ。
「やっぱりお米類はとてもおいしかったし、ケータリングに置いてあるお菓子もおせんべい系だった。さすが新潟だなと思って。おいしかった」と話すAmiさん。
TGCの舞台を裏で盛り上げていたケータリング会場に行くと、彌彦神社の鳥居が出演者たちを出迎え、入口から新潟らしさが全開。
また、様々な新潟の食の魅力が詰まった会場には専門学校生が考案したメニューも並んでいた。
新潟市の調理に関する専門学校に通う生徒が試行錯誤を重ねて作ったおにぎりとデザートもケータリングを彩っていた。

にいがた製菓・調理専門学校えぷろんの佐伯愛衣さんは「みんなで話し合って頑張ってきたので、最初の段階よりも良いものになっていると思うし、おいしくもなっていると思う。よくできたと思う」と話す。
妙高市出身・HIKAKINさん登場!子どもたちへメッセージも
そしてステージでは、新潟市のオーディションで選ばれた市民モデルがランウェイを歩いたほか、新潟伝統の着物が艶やかにステージを彩った。

さらに、妙高市出身の人気ユーチューバー・HIKAKINさんもシークレットゲストで登場。
ランウェイを歩く機会は初めてだったというHIKAKINさんは地元・新潟の子どもたちへのメッセージも寄せてくれた。
「僕も妙高の田舎の方で育ったが、スキージャンプをずっとやっていて、それで鍛え上げられた精神と肉体が東京で通用しているので、今やっているスポーツとか、新潟で走り回っていることはすごくいいことだと思っている。この新潟を愛し、そして羽ばたけ子どもたち!」
ウエンツ瑛士さん・本田紗来さん “新潟の熱気”印象に
また、MCを務めたウエンツ瑛士さんは「新潟県民は内に秘めているタイプが多いみたいに言われるじゃない。そんなことはないね、結構熱い。ほかのTGCの場所に比べてもすごく熱いと感じる。ここは、ほかの場所に比べて一番みんながリラックスしてのびのび自分たちのパフォーマンスができていると感じる」と、新潟の熱気を肌で感じていた。
また、ランウェイを歩いた本田紗来さんは「歓声がすごくて新潟の皆さんの元気の良さや活気あふれる感じがほっこりしたし、最高の思い出になった。新潟に住みたいくらい好きな食べ物ばかりで、すごく今幸せ」と話してくれた。
人気モデルやアーティストが数多く出演し、訪れた人も「誰が出てきてもすごく歓声が上がっていたのでよかった」「こんな大量に有名人が来てくれるのがうれしくて、感動して泣いた。もう一回、何回でもやってほしい」と興奮していた。
多くの人に感動を与えたTGC新潟。その熱狂は新潟にどんな変化をもたらすのだろうか?

