長野県川上村出身の宇宙飛行士・油井亀美也さん7月19日、上田市で講演会を開き、2度目の宇宙滞在中の経験などを語りました。
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
「私より若い方というのは月に行くチャンスがありますし、私たちも月を目指してこれから頑張っていかないといけないんですけど、本当におもしろい時代が来ます」
19日、上田市で講演した川上村出身の宇宙飛行士・油井亀美也さん。
2度目の宇宙滞在を終えてから、県内での講演は初めてです。
2025年8月から2026年1月までの約5カ月間、ISS=国際宇宙ステーションに滞在した油井さん。
自身2度目となる滞在では、二酸化炭素除去装置の設置などのミッションを遂行しました。
講演会では、駆けつけた約450人を前にISSで撮影した画像を交えながら宇宙滞在中の生活やミッションなどについて語りました。
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
「ここに諏訪湖があって、松本、長野市があって、これが上田市、佐久市はここ。非常によく見えます」
滞在中にこなした大きなミッションの一つが、地球からの物資を載せた補給機のキャッチです。
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
「地上の方々もサポートしてくれたし、クルーも手伝いをしてくれて『よくやったね』と喜びを分かち合いました。宇宙は単独でもいろんな成果はあるんですけど、いろんな人たちと協力することでさらに成果が広がるなと感じました」
質問コーナーでは、子供たちから質問が相次ぎました。
参加者:
「2回行って経験して、変わった視点や驚いた点は?」
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
「人間の体の適応力のすごさは感じました。体自体が無重力の環境に驚いているということがあって、1回目はさすがに数時間は立つことができなかったが、2回目はあっという間に立って自分でスーツ着替えたりできるようになっていた」
参加者:
「住みたい惑星は?」
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
「小学生の卒業文集に『火星に住みたい』と書いていたので(火星)」
参加者:
「楽しかったです。宇宙のことは図鑑を読んで、勉強していたんですけど、またさらに詳しく知ることができてよかったです」
「子供たち2人も宇宙にとても興味があるので、実際に宇宙に行った方のお話を聞けて、とても貴重な経験をさせていただいて良かった」
講演会の中で、「宇宙開発の先に、明るい未来がある」と話した油井さん。
多くの若い才能が宇宙開発に携わることに期待を寄せていました。
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
「これから宇宙というのは活動の場がどんどん広がるに従って、たくさんのいろんな才能が必要になりますので、好きってだけで才能ですから、その部分をしっかり努力して才能を磨いて、宇宙開発に携わっていただければ」
