世界中を熱狂させている「FIFAワールドカップ」も、20日(日本時間)ついに決勝戦を迎えます。
決勝戦には、過去優勝1回のスペインと、メッシ率いる前回王者アルゼンチンが進出しました。
関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、1996年アトランタ五輪U-23日本代表キャプテンとして「マイアミの奇跡」の立役者となった元日本代表・前園真聖さんが出演。
注目ポイントは「組織VSメッシ」。両チームの特徴と見どころを徹底解説です!
■「より組織があるのはスペイン、アルゼンチンは『戦術メッシ』」
前園さんはまず、両チームの性格の違いを対比させながら説明しました。
スペインはボールを保持し、相手に渡さないでリズムを作っていくチーム。
一方アルゼンチンも組織はあるものの、最終局面ではメッシ個人の能力に委ねる「戦術メッシ」とも呼ぶべきスタイルが際立つということです。
この対比を具体的に裏付けたのが、スペインが準決勝で見せたパフォーマンスです。
■「優勝候補フランスが、ほぼ何もできないで終わった」
スペインは準決勝で、前園さん自身が優勝候補に挙げていたフランスを破りました。
試合を振り返り、前園さんはスペインのボール支配がいかにフランスの攻撃を封じたかを率直に語りました。
【前園真聖さん】「攻撃的なフランスが、ほぼ何もできないで終わった。ボールを奪えなかったし、奪えないということは攻撃もできないという。それが90分続いた感じでしたね」
前園さんは、アルゼンチンについても「このサッカーをやられると厳しくなるなと思う」としながらも、「1人で劇的に何かを変えられる」メッシの存在が状況を変えうると強調しました。
■「チャンスのときにパワーを最大限発揮するのがメッシ」
アルゼンチンの準決勝では、メッシは2つのアシストを記録しました。
前園さんが注目するのは、80分間抑え込まれていても、残り10分から5分の間に局面を変える能力です。
【前園真聖さん】「そのたった10分、5分とかで何か起こすのがメッシなんですよ。休んでる時間が長いかもしれないけれども、チャンスのときにパワーを最大限発揮するのが、やっぱりメッシだと思います」
■19年前の写真に映る「奇跡の縁」
このマッチに関連して、ある話題が注目を集めています。
それが、2007年11月に撮影された1枚の写真です。
写真には当時20歳のメッシが、優しい表情で赤ちゃんを抱いている様子が写っています。
この写真はFCバルセロナ財団とスペイン紙スポルトが、ユニセフや財団の慈善活動への資金を募るために制作したチャリティーカレンダーの1枚だといいます。
そして、メッシに抱かれている赤ちゃんが、なんとスペイン代表の「ヤマル選手(19)」だったのです。
■「19歳にしては、もう常に冷静」
この事実に、スタジオは驚きに包まれました。
【前園真聖さん】「相当な応募があった中でヤマルが選ばれたらしいですからね」
写真が撮影された19年後、2人はワールドカップ決勝という最高の舞台で相まみえることになりました。
前園さんはヤマルについても、メッシに並ぶほどの個人能力を持つ選手として評価しました。
【前園真聖さん】「メッシと同じように、1人で局面を2人、3人剥がして打開できる選手ですから。彼がボール持つと、周りがうまく空いてきて、チャンスを作れる選手なんで。19歳にしては常に冷静ですし、1人で何でもできちゃう選手です」
今大会のヤマルはゴール数こそ少ないものの、ボールを持つたびに周囲にスペースを生み出す存在感を発揮し続けているということです。
ワールドカップ決勝戦の「新旧・神の子」対決に注目です。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年7月17日放送)
