チョウザメを新たな地域の特産品にしようと、長野県安曇野市で料理講習会が開かれました。

揚げ物に。パスタ。メインで使われているのは、ある魚です。

食べた人:
「おいしいです。どれもおいしい」

黒光りする体に尖った顔。チョウザメです。

安曇野市の「藤屋わさび農園」。ワサビ栽培の傍らで6年前からチョウザメの養殖を行っています。

藤屋わさび農園・望月啓市専務:
「本業が生ワサビなので、出荷しているお客さまの所に食べに行くのが趣味で、キャビアが出ることがけっこう多くて、どんな魚なんだろうと思って調べてみたら淡水魚と出てきて、安曇野でも育てられるんじゃないか」

安曇野の湧水を使い約3万5000匹を育てています。

2023年からは、「安曇野キャビア」という会社を立ち上げ、高級食材の「キャビア」や、チョウザメの身を出荷しています。

参加者:
「これはかわいいな」

16日は、市内の飲食店や宿泊業者などが養殖場の視察に訪れました。

安曇野市商工会では、このチョウザメを市の新たな特産品にしようと取り組んでいます。

養殖場の視察の後は、料理講習会も。

チョウザメは、高級食材である卵の「キャビア」が有名ですが、身も弾力があり、さっぱりとした味でおいしく食べることができます。

湧水で育つことで臭みもないのが特徴だと言います。

マリネや揚げ物など9品の料理を作り、参加者で試食しました。

飲食店経営者:
「おいしいです。信州サーモンとか他の淡水魚人気ですけど、新たな食材としてすごくいい、広がってほしい」

宿泊業関係者:
「さっぱりして、あっさりして、臭みもなくておいしい。(安曇野は)信州サーモンもあって、こういう新しいのができて、浸透していけば」

安曇野市商工会 観光特産飲食部会・阿部正人部会長:
「飼っている状態を見て、これは絶対ここの地域にあった食材だなと。安曇野の湧水で育ったチョウザメを皆さんに提供できるようにできればうれしい」

商工会では今後も、チョウザメの勉強会や試食会を重ね、特産品化を進めていきたいとしています。

長野放送
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