危険運転致死傷罪の成立要件に速度や飲酒量の数値基準を設けた改正自動車運転処罰法が成立しました。
改正法は25日午後の衆議院本会議で可決・成立しました。
危険運転致死傷罪の最高刑は拘禁刑20年で、過失運転致死傷罪の7年より重い一方、これまで適用する要件が曖昧で、遺族らから運用の見直しを求める声が出ていました。
成立した改正法では、最高速度が時速60km以下の道路ではその速度を50km、60kmを超える道路では60km上回った場合という基準が設けられました。
また、アルコール濃度は呼気1リットルあたり0.5mg以上としています。
本会議場では、2021年に大分市で起きた時速194kmの車による事故の遺族らも改正法の採決を見守り、その後、記者会見を行いました。
遺族の長文恵さん:
ようやくこの時が来て、非常に私は大きな前進であるし、今後、私たちのようにこんな何年間も苦しみ続けるっていう遺族は少なくなる。
今後、危険運転致死傷罪の運用がどう変わるのか注目されます。
