庭木や果樹などの葉で動く“小さい綿毛”。それは国内でも10年前に見つかった中国原産の侵入害虫「チュウゴクアミガサハゴロモ」の幼虫かも知れません。愛媛県でも去年初めて確認されていて、成虫・幼虫が寄生すると枝が弱るなどの被害があるといいます。(画像は幼虫:愛媛県病害虫防除所提供)

愛媛県などによりますと、「チュウゴクアミガサハゴロモ」は中国原産のカメムシ目の侵入害虫。国内で大阪府で2017年に初めて発見されてから生息地を広げていて、愛媛県では内子町で去年7月、ナシやユズで成虫が多数確認されました。

成虫は茶褐色や鉄さび色で体長は1.4センチ程度。幼虫は見た目が“小さい綿毛”のようで白色、体長は数ミリです。

寄生するのは、作物ではカンキツ、ナシ、モモ、ブドウ、イチジクなどの木。庭の樹木ではバラ科やミズキ科、ツツジ科、シマトネリコなどが知られています。

被害は成虫・幼虫ともに枝の樹液を吸い、多く発生すると葉や枝、果実に付着した排出物にカビが生え「すす病」になるケースを県外で確認。成虫は新しく柔らかい枝に白いフワフワのような物をまとった卵を生みつけるため、枝が枯れたり果実の品質が下がるおそれがあるということです。

愛媛県は対応として、産卵の痕がある枝を切って埋め立てなどするほか、幼虫・成虫は捕殺するよう呼びかけています。

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テレビ愛媛
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