刑務官採用試験の体力検査の基準が今年度緩和されることになり、志願者の減少に悩む中国矯正管区は、人材確保に期待を寄せています。
刑務官の採用試験では、体力検査として、立ち幅跳び、反復横跳び、上体起こしの3種目を実施していて、これまでは1種目でも基準を満たさなければ不合格となっていました。
法務省は今年度から基準を見直し、従来と同じ基準の「第1水準」と最低限必要とされる「第2水準」の2段階を設定。
3種目のいずれかが「第1水準」を下回っても、「第2水準」を満たしていれば体力検査は合格とします。
受刑者の立ち直りに重点を置く「拘禁刑」が去年、導入されたことを受け、多様な人材を確保するのが目的です。
広島刑務所などを管轄する中国矯正管区では、昨年度の刑務官試験の応募者が177人で、およそ10年前の半分以下となっていて、体力検査の基準改正が志願者の増加につながることを期待しています。
