1953年 昭和28年に発生した『6・26白川大水害』から間もなく73年です。
多くの住民が犠牲となった熊本市の大江校区で、水害を経験した住民が19日、小学生に防災授業を行いました。
熊本河川国道事務所と大江小学校が開いた防災授業。528人が亡くなった『6・26白川大水害』の記憶の継承と校区を流れる白川の特性を学ぶために毎年、行われています。
6年生の児童に経験を語り継ぐのは当時・大江小学校の3年生だった田尻 康弘さん82歳です。
【田尻さんの講話】
「『助けて!』と大声で叫んだつもりでしたが声にならず必死にもがきながら死に物狂いで泳ぎました泳いだというより急流に流された」
当時、小学校に避難した田尻さんは21人の児童が亡くなったことを振り返り、「73年前は満足な情報も得ることができなかった。自然災害からは早く逃げるが勝ちだ」と語りかけました。
【講話を聴いた児童】
「ちゃんと防災マップを確認して、命を守っていきたいです」
「(田尻さんの)友達も亡くなったと思うので友達を大切にしていきたいです」
その後、児童たちは豪雨のバーチャル映像を見て、水害から身を守るための行動を学びました。
