歴史ある場所で悪質な行為です。
「岩手」の県名の由来とされる岩手県盛岡市の三ツ石神社で、何者かが境内にある石を削り、手のような跡を付けていたことが分かりました。警察が被害の状況などを確認しています。
内記和人記者
「岩手の県名の由来とされる三ツ石神社です。その長年親しまれてきた三ツ石に、18日、異変が見つかりました」
盛岡市名須川町の三ツ石神社。
境内の「三ツ石」は、神に退治された鬼が二度と悪さをしない証として手形を残したという伝説があり、岩手の県名の由来とされる由緒ある場所です。
鬼退治を喜び人々が踊ったのが「盛岡さんさ踊り」の発祥とも言われ、毎年、奉納演舞が行われています。
三ツ石神社の管理団体「奉賛会」の千葉強さんは、6月18日に三ツ石がコケごと削られ、皮肉にも手のような跡が付けられているのを見つけました。
三ツ石神社奉賛会 千葉強さん
「残念でしかない。昔から言われている(鬼の)手形だと勘違いされるのはもっと怖い」
千葉さんによりますと、手のような跡は約20cm四方で硬いもので削ったとみられ、3日前に訪れた際にはなかったことから、最近になって何者かが付けた可能性が高いということです。
歴史ある場所で起きた今回の被害に参拝客からは落胆の声が聞かれました。
参拝客
「きょう来て、そういう話を聞いてショック。大事に守っていってほしい」
三ツ石神社奉賛会 千葉強さん
「やってはいけないことなので(神社は)身近なものと捉え 反省してほしい」
「奉賛会」から相談を受けた警察が現在、被害の状況などを確認しています。
